今年優勝5回(12月11日現在)と01年のデビュー以来、最高の成績を残しているのが地元・江夏満。V5のうちには10月芦屋の11連勝という自身初の完全優勝も含まれている。その時の芦屋のモーターは2連対率56%のエース機だったが、5コース以外の全てのコースから1着を連ねた走りは圧巻。来春、児島のクラシックでSG初出場を決めるためには、あと1回優勝回数を増やしたい。先頭を走った時に2Mで時折見せるスコーピオンターンが見られるかどうかも楽しみ。 鶴本崇文も今年は優勝3回と06年のデビュー以来、最高の年になっている。新鋭王座以外のG1には今年4月から参戦が始まり、4節走って6勝とトップクラスの中に入っても十分勝負になることを立証している。当地との相性でいえば山口裕二が最近4節で3優出V1と上位。選手になってもう19年。今年67勝しているうち、まくりはたった1勝、差し系への変化でクレバーに走る。