2月7日(火)・8日(水)・9日(木)・10日(金)・11日(土)・12日(日)
デビュー3期目からA1に昇格していた赤岩善生。19年間で積み重ねた優勝回数は81回(1月25日現在)。全場制覇へあと江戸川1つを残すだけ。G1優勝は5回、SGも06年の住之江グランプリシリーズを制している。赤岩の強みはボート界きっての整備に対する探究心。まだヤングだったころから、当時のモンスター野中和夫氏に整備に対する見解を尋ねに行くほどの情熱を持っていた。年間の部品交換回数は西島義則や今垣光太郎と並び、全選手中で最多の熱心さ。1mmの何分の1でも違うという整備調整にかけて比類のない力を見せる。 直近の話題は佐々木康幸。服部幸男の愛弟子で、選手持ちペラの時代には夜通しペラをたたき、そのまま浜名湖まで練習にかけつけていたが、モーターはなかなか出なかった。時は流れ、そんな佐々木が1月戸田周年でスーパー超抜機の44号機を引き、スポットライトを浴びた。渡邉英児や林美憲も当地V経験あり上位争い。
3747 國崎良春
地元福岡で優勝6回を誇る國崎良春!
福岡市出身の國崎良春にとって当地は完全に地元水面。初出走も水神祭も初優勝も、全て福岡での出来事。本来は淡水の方がモーター調整は合うようだが、こと福岡に限っては海水でも最強。当地優勝6回は今節メンバー中で断トツの最多。昨年4月にはインから08のトップスタートで優勝、同じく昨年6月は5コース差しのBS3番手から、2M先行2艇の競りを一気に差して大逆転の優勝だった。今期は4期ぶりにA2級落ちしているが、昨年11月以降、戸田、芦屋と連続優出し巻き返しのときが始まっている。國崎の魅力はまくるか、逃げるかという明快な戦法。11月1日からまくり7勝に対し、まくり差しは0勝と、行くときはトコトン握って行く。スタートの平均タイミングはコンマ15。スリット付近ではほぼ前の方にいる積極戦。 特に展示タイムが出た時は攻め切っての1着が多い。