2月16日(木)・17日(金)・18日(土)・19日(日)・20日(月)・21日(火)
地区選は九州5場で持ち回り開催。前回福岡は5年前の11年、当時は12月に行われた。福岡支部5人が優出し、イン瓜生正義がフルターンで回り九州地区選初Vを達成した。その次は13年若松で、今井貴士が5コースまくり差しで波乱のG1初V。14年芦屋は福岡支部5人が優出し、瓜生がインから4番手Sも逃げ切った。15年唐津は川上剛が好モーターでG1初V。16年大村は今村暢孝が不良航法と待機行動違反の減点14を跳ね返し優出、前付け2コースから差し切りVというドラマ。今回の主役は昨年福岡ダービー、住之江グランプリ、G1も2回制してMVPの瓜生。続く峰竜太は09年芦屋の九州地区選でG1初優出初V、地区選は出世レースだ。1月末の戸田周年ではまるっきり出ていない機で優出2着と他選手が舌を巻くうまさだった。道中のターン合戦なら岡崎恭裕も最右翼。篠崎ブラザーズは昨年住之江グランプリ・トライアル1st以来のそろい踏み。
4477 篠崎仁志
福岡水面で周年含め優勝9回の篠崎仁志
福岡水面での実績は兄・元志以上のものがある篠崎仁志。13年にはG1福岡周年のイン逃げを含め、当地年間V3の固め打ち。通算では当地V9と、まだ29歳ながら瓜生・藤丸光一の12回、鳥飼眞の10回に次ぎ、山一鉄也と並ぶ当地V回数をマークしている。篠崎仁志は13年にイン戦30連勝したように逃げは大得意なのだが、近況は3枠、4枠でもまくり差し、差しとシャープな走りで2枠より数段高い勝率をたたき出している。今年に入っては下関周年、浜名湖周年とエンジン出しがままならず本体整備に励んだりしていたが、兄が久々にレース復帰して2節目となる予定の今節、最強ブラザーズのスピード合戦が見られそうだ。