3月6日(月)・7日(火)・8日(水)・9日(木)・10日(金)・11日(土)
ボートレース界の最高峰・グランプリは過去31回開催されているが、そのうちただ1回だけ福岡で行われたのが07年。トライアルの最後を大外から5艇をのみ込むまくりで勝った吉川元浩は、優勝戦の1枠を自力でもぎ取りイン逃げ快勝。ゴール後のバック直線で天を仰ぎ見たシーンが印象的だった。吉川は当地でダービー優出2着、オールスター優出3着の実績もあり好相性だ。昨年10月G1びわこ周年優勝戦のFで今年7月初旬までG1、G2を走れないが、それだけにここで全力投球。3月児島のSGクラシックに出場する湯川浩司、新田雄史、萩原秀人の3人が大一番の前にリズムアップを図る。特に新田は当地13年 のSGオールスターで優勝している。ほかに萩原秀人、秋山直之もターンスピードは強烈。地元・藤丸光一も当地V12の実績で、強力遠征勢を迎え撃つ。
4148 枝尾賢
枝尾賢が上昇 今度は大好きな福岡水面
今年2月の江戸川で約1年ぶり通算11回目の優勝を飾ったのが枝尾賢、イントップスタートから、きれいに舟を向けてのターンだった。枝尾は今節福岡にも出場している藤丸光一の門下生で、福岡は11年と12年に優勝も果たしている最も好きなレース場。何コースからでも、前が狭くて空いていないような展開でも舟を入れてくるうまさがある。当地では前述の優勝2回のほかにも、11年の九州地区選手権で瓜生正義の2着にアウトから食い込んだことがあり、九州ナンバー2になったともいえる。近況の福岡でも昨年4月に優出5着、同7月に優出6着、同11月に優出4着と3節連続優出の手堅さ。SGメンバー相手でも一発十分だ。