4月5日(水)・6日(木)・7日(金)・8日(土)・9日(日)・10日(月)
地元エース候補としてDR1号艇に選出されたのは永田啓二。スピード満点のレースが持ち味で、純地元の福岡はいつも活躍を誓う思い入れの強い水面。14年正月レースで悲願の地元V達成から3年。その間にも15年11月戦で優出3着、16年3月戦で優出6着もあと一歩届いていない。しかし、今シリーズは主役として、初日からフルスピードターンで大暴れする。SGタイトルホルダーの前本泰和は福岡2Vの実績がある得意水面。もうひとりのSG覇者・長田頼宗は俊敏ターンで福岡初優勝を目指す。女子では海野ゆかりも福岡は得意水面。伸び足を重視したまくり攻勢は健在で、軽量を味方に首位浮上へ。また、東本勝利はうねりに関係なく豪快ターンで見せ場を作る。スリットの攻め的確な高橋英之もうねりを苦にしない。長野壮志郎は近況戦でリズムに乗り切れていない印象だが、元々はパンチ力のある旋回が武器。地元水面で来期に繋がる走りを見せたい。
4753 森照夫
フレッシュルーキー森照夫が気合の走り
次代を担う若手有望選手を強化・育成する「2017スター候補選手」。今年から「トップルーキー」と「フレッシュルーキー」の2ランクに変更された。そこで福岡のフレッシュルーキーに選出されたのが森照夫だ。2月には下関で初の予選突破を果たしており、成長真っ只中。当地は3月に走ったばかりで、その時には「フレッシュルーキーといっても、僕ももう28歳ですけど(笑)」とおどけたが、「プレッシャーは感じるけど、選ばれたからには期待に応えたい」と力強く語ってくれた。 そのシリーズは4日目まで6走連続で4着と舟券絡みとはいかなかったが、5日目1Rの1号艇でコンマ05のトップスタートを決めて逃げ切り成功。福岡水面での初白星をマークし、フレッシュルーキーとして最低限の仕事はした。今度は予選突破をノルマに設定。身体能力の高さは先輩レーサーも認めるほどで、勝つ感覚を養えば大化けする可能性もある。強豪レーサーを相手に一発決めて波乱を演出する。