4月23日(日)・24日(月)・25日(火)・26日(水)・27日(木)・28日(金)
SG2勝の地元エース・篠崎元志が福岡水面を駆け回る。09年1月の正月レースで福岡初制覇を果たし、2回目の優勝は10年8月のお盆レース。昨年7月の一般タイトル戦では3回目の福岡制覇を飾った。デビュー当時から福岡水面での特別戦制覇の夢があり、一般戦でも気合パンパンで臨む。対抗格に推すのは北川幸典で、当地は14年3月戦、16年11月戦を制して連覇中。持ち味のスリット攻勢で3連覇を目指す。レース運び的確な濱村芳宏も2節連続優出中と相性は良い。また、西山昇一は年齢を重ねるごとに強くなっているイメージがあり、前回戦は2コースから差し切って優勝を飾っている。吉田拡郎は前回優勝戦1号艇を獲得したが、惜しくも準優勝と悔しい結果に…。女子では寺田千恵が優勝候補のひとり。福岡水面は混合戦での優勝を含めて4回の優勝実績がある。今井美亜もスピード戦で浮上してくる。若手では成長著しい仲谷颯仁に注目が集まる。
4848 仲谷颯仁
今年最優秀新人候補の仲谷颯仁に注目
やまと学校を勝率トップの成績で卒業し、115期生としてプロデビューした仲谷颯仁。デビュー4節目の若松で水神祭を達成。すぐにB1級昇格を果たしデビュー当時から潜在能力の高さは評判だった。2期目には事故点オーバーでB2級降格と苦しい思いもしたが、3期目に勝率4点台をマーク。そして前期は初のA2級昇格を決めるなど、着実にステップアップ。また、今年は若松ボートのフレッシュルーキーに選出されており期待の高さが分かるだろう。仲谷自身も期待に応える走りを見せており、1月からつでデビュー初優勝。続く大村G2戦でも優出とブレイク中。その結果、今期勝率(3/29現在)は6.54とA1級昇格ペース。福岡水面は3回目と走る機会は少ないが、初登場の15年8月戦では1走目に4コースまくりで白星を挙げており、うねりに関係なく全速旋回で勝負するレースは好感が持てる。近況の勢いそのままに今シリーズも活躍に期待したい。