ボート界屈指の福岡巧者・浅見昌克が主役の座を務める。昨年8月戦を9戦6勝で制し、福岡4回目の優勝を飾った。うねりを乗りこなすテクニックがズバ抜けており、本人も「福岡は全国で一番相性が良くて好きな水面」と話すほどドル箱にしている。今シリーズも相性の良さを生かして連覇を目指す。レース運び的確な川崎智幸も当地は得意水面のひとつだが、近 況リズムが今イチなのは気になるところ。仲口博崇は走る機会の少ない水面だが、優勝実績があり不安はない。坂口周と高沖健太の三重支部コンビ、西村勝もコンスタントに結果を出している。勢いがあるのは谷野錬志で、A1復帰濃厚（4/17現在で勝率6.67）と好リズム。また、相性面で狙えるのは井川大作。当地は4度の優勝歴があり、つねに優勝争いを演じている。川島圭司は優勝歴こそないが、当地は3節連続優出中。若手では成長著しい馬場剛に注目。切れ味鋭いスタートを武器に台風の目となるか。