5月23日(火)・24日(水)・25日(木)・26日(金)・27日(土)・28日(日)
2017年のSG第二弾「第44回ボートレースオールスター」の舞台は福岡ボート。ファン投票によって選出された52名が、全国屈指の難水面を駆け回る。注目は大挙11名が参戦する福岡支部の地元レーサー。大将格の瓜生正義は福岡SG3度の優勝歴を誇り、昨年のSGダービー制覇は記憶に新しい。本来なら優勝の最有力候補だが、3月江戸川G1、4月大村G1で連続F。90日のF休みを残しており、スタートで無理はできない。福岡での特別戦Vを目標に掲げる篠崎元志は初日DR戦で結果を残して勢いに乗りたい。岡崎恭裕は3月江戸川G1を制しリズム上々。篠崎仁志や前田将太、田頭実も得意水面なら期待は高まる。遠征陣では峰竜太がファン投票1位の後押しを受けてSG初Vを目指す。桐生順平、池田浩二も当地ではSG優出歴がある相性良い水面。オールスターと言えば服部幸男で、第40~43回大会まで4大会連続優出中のお祭り男だ。
4477 篠崎仁志
篠崎仁志がドル箱水面でSG初V目指す
昨年の大村チャレンジカップでSG初優出を飾った篠崎仁志は、年末のグランプリに兄・元志とともに参戦。史上初の兄弟レーサーでのグランプリ出場を果たした。SGオールスターは5年連続5回目で、もはや篠崎元志の弟ではなく、篠崎仁志というひとりのレーサーとしてファンに認められる存在となった。今年は特別戦での優出がなく、自身も「最近は結果を残せていない」と分析。ただ、走り慣れた福岡なら話は別。当地はG1を含めて9回の優勝実績が物語るように、つねに優勝争いを演じる得意水面。オールスターに向けては「福岡だからといって気合を入れるのではなく、いつも通り頑張りたい。兄と一緒に優勝戦に乗れれば最高」とコメント。デビュー当時からポテンシャルの高さは元志以上との声もあり、着実に結果を残してきた道のりを考えれば、そろそろSG覇者の仲間入りを果たしてもおかしくはない。ボート界屈指の福岡巧者がスピード戦で未来を切り開く。