7月20日(木)・21日(金)・22日(土)・23日(日)・24日(月)・25日(火)
来年度のG1マスターズチャンピオンから年齢を45歳に変更。それにともない匠シリーズが今年度からG3に格上げされ、名称もマスターズリーグに変更された。 出場メンバーを見渡せば福岡巧者と呼ばれる顔ぶれがそろっている。なかでも優勝候補の最有力は江口晃生だろう。2月G1関東地区選をオール3連対で制し、4月G1マスターズチャンピオンでも優出。前期は11優出7優勝と圧倒的な力を見せ付けた。今期も5月若松で優勝し、6月住之江周年で今年3回目のG1優出と絶好調。また、福岡通算勝率も7.00オーバーと実績十分。北川幸典は当地14年3月戦、16年11月戦で連続Vを飾り、今シリーズは3連覇に照準。当地優勝4回を誇る浅見昌克、3連続優出中の濱村芳宏、コンスタントに優出している作野恒も主役候補。第2戦を制している渡邊伸太郎もリズムは良い。地元勢は藤丸光一、打越晶が走り慣れた強みを生かして立ち回る。
3297 藤丸光一
「博多ん大将」13回目の地元Vに期待
45歳以上のベテランレーサーがしのぎを削るG3「マスターズリーズ第4戦」の舞台は福岡。全国有数の難水面を誰よりも走っているのは「博多ん大将」の藤丸光一だ。 これまでSG2回、G16回を含めて優出56回を数え、優勝も12回と実績は断トツ。日頃から「ほかのレース場でSG、G1を勝つよりも、福岡の一般戦で優勝する方がうれしい」と話しており、福岡水面に強い思い入れがある。しかし、最近の地元水面は優出回数こそ増えているが、優勝となると11年5月のどんたく特選レースまでさかのぼる。今年の3月一般戦では優勝戦1号艇を獲得しながらも4着に敗れ、最大のチャンスを逃してしまった。その時の悔しさはいまでも残っている。江口晃生、北川幸典、濱村芳宏らは確かに手強いが、戦い方を熟知した純地元水面で簡単に負けるわけにはいかない。約6年ぶりとなる地元制覇へ、コース取りから積極果敢に「博多ん大将」の存在をアピールする!