10月24日(火)・25日(水)・26日(木)・27日(金)・28日(土)・29日(日)
地元水面では常に優勝争いを演じる枝尾賢、今井貴士がシリーズの主役を務める。地の利はもちろんだが、両者とも今年5回目の参戦と誰よりも大きなアドバンテージがある。枝尾の前回戦は初日の妨害失格でV戦線離脱となったが、3月戦を2コース差しで制している。今井も前回戦は準優止まりだったが、6、7月戦で準Vを飾るなど実績十分。また宮地秀祈も今年5回目の参戦で、地元強豪が集う5月GW戦、8月お盆戦で優出している。ただ、強力遠征陣も黙ってはいない。SG覇者の平本真之が夏場からグングンと調子を上げてきている。8月三国で今年初優勝を飾ると、続く常滑お盆戦では2走目から10連勝で準パーフェクトV。若松SGメモリアルでも優出3着と絶好調モード。浅見昌克、作野恒は地元勢にも負けない福岡巧者としてシリーズを盛り上げる。金子龍介や岡村仁、松下一也はA1級の意地を見せたい。当地一般戦で3連続優出中の長岡良也も軽視できない。
4367 山口修路
地の利を生かしてA2級キープを目指す
2期連続A2級に向けて山口修路が最後の戦いに挑む。今期勝率(10/4時点)は5.51をマークし、ボーダー(5.39)の少し上。福岡はプロデビューを果たした思い出深い場所。この時期に走り慣れた地元水面で勝負駆けを迎えられるのは山口にとって追い風になるだろう。スタート勝負をするタイプではないが、どの位置からでもまくって仕掛ける強気の攻めが持ち味。その分、着取りにムラがあり大敗の多さも目立っていたが、最近は道中戦での粘り強さが出てきた。近況戦は予選突破する機会が多く、8月大村では優出を果たしている。当地戦はこれまで目立った活躍はないが、前回戦は地元強豪が集結した7月山笠特選レースで予選突破と結果を出している。今節は福岡初優出を目標に設定し、結果を重視して初日から突っ走る。最低でも準優進出を果たせば、結果的にA2級キープが付いてくるはず。破壊力満点の攻撃的なレースに期待したい。