2月23日(金)・24日(土)・25日(日)・26日(月)・27日(火)・28日(水)
今節は「うねり王福岡決戦!」のタイトル通り、ボート界屈指の福岡巧者が多数参戦。そのなかでも地の利ある福岡支部勢に期待が懸かる。中心は岩崎正哉で当地通算勝率は出場メンバーでトップ。ソツのないハンドルさばきでシリーズをリードする。伊藤宏はうねりを気にしない豪快なレースが持ち味で、コース不問のまくり勝負を仕掛ける。原田富士男は柔軟ハンドルで上位進出を外さない。森照夫は2年連続で当地フレッシュルーキーに選ばれた。優出を目標に果敢なレースを見せる。遠征陣は熊谷直樹が相性抜群。当地優勝3回は遠征陣トップで、一般戦では7連続優出中で06年10月戦、08年10月戦、09年11月戦で3連覇の実績がある。佐藤大介はうねりを乗りこなす波乗り巧者で、杉山正樹や伊藤将吉は破壊力あるターンで見せ場を作る。稲田浩二は切れのあるスリット攻勢が武器。亀山高雅は「福岡は女神がいる」とコメントするほど相性の良い水面。
3782 伊藤宏
強気のレーススタイルで遠征陣を撃破!
計600走にも迫るほど福岡を走っている伊藤宏が地元気合の走りを見せる。前期(昨年5月~10月)は8月若松お盆戦、10月丸亀一般戦でF事故を起こしてF2。それでも期が替わってFマークが消えると11月徳山一般戦、12月平和島一般戦で優出1号艇を獲得し、平和島では優勝して2017年を締めくくった。今節は60日のF休み明け2節目とレース勘に疑問符はつくが、地元水面ならその不安は解消できるだろう。地元戦は2連続優出中で通算では優勝4回と結果を残している。以前は「若いときみたいにうねりに関係なく握って回ることは少なくなった」と話していたが、それでもレースになれば積極的なレースを見せるのが伊藤のスタイル。コース不問でまくり勝負を仕掛ける強気の姿勢は見ていて楽しい。今節はいつも以上に福岡巧者がそろっており厳しい戦いになりそうだが、行き足~伸びが仕上がれば伊藤の真骨頂である「まくり一撃」がさく裂。一気に優勝ロードを突き進む!