3月22日(木)・23日(金)・24日(土)・25日(日)・26日(月)・27日(火)
ルーキーシリーズ第4戦の舞台は難水面の福岡で、走る機会が少ない若手にとってはうねりの攻略が鍵になる。ならば、地の利という大きなアドバンテージがある地元勢の活躍が期待できる。地元A1級としての意地がある岡村慶太(福岡)が主役の座を渡さない。今年は若松正月レースで優勝と幸先いいスタートを切り、続く芦屋一般戦でも優出している。稗田聖也(福岡)は今年の福岡正月レースで優出3着。昨年に続き当地フレッシュルーキーに選ばれた森照夫(福岡)に加えて、鶴田勇雄(福岡)、高倉和士(福岡)、中田達也(福岡)、古賀智之(福岡)ら楽しみな逸材が多い。遠征陣は武富智亮(佐賀)が絶好調モード。1月唐津周年でのG1初優出(5着)は優勝戦1号艇のおまけつき。高野哲史(兵庫)、渡邉和将(岡山)、上條暢嵩(大阪)はA1級の意地を見せる。椎名豊(群馬)は昨年11月の当地G1で3日目まで得点率トップに立つなど名前をアピールした。
4789 古賀智之
A1初昇級&初優勝へうねりを攻略する
今期勝率6.12(2/26現在)とA1初昇級も狙える古賀智之に注目したい。13年11月にデビューした113期生。B1初昇級を果たしたのはデビュー6期目と苦戦が続いていたが、レースセンスはキラリと光るものがあった。デビュー7期目に勝率4点台をマークするとブレイクの兆しを見せ、8期目も勝率4点台と安定した成績を残すようになった。そして迎えた9期目。昨年12月の蒲郡一般戦では2、5走目に白星取りを果たし予選突破。準優は3コースから2着取りに成功してデビュー初優出を飾った。今年に入っても1月の福岡正月レース、唐津一般戦で予選突破を果たすなど好調をキープしている。2月の大村一般戦では転覆失格が響いて予選落ちとなったが、1勝、2着5本と奮闘した。才能開花を予感させる最近のレースぶりを見ればA2級を飛び越えてのA1初昇級も十分可能。うねりを攻略して勝率アップはもちろん、初優勝の期待が懸かる。