5月3日(木)・4日(金)・5日(土)・6日(日)・7日(月)・8日(火)
今節は4000番台の若手レーサーが中心で、当地GWレース3年連続優出中の篠崎仁志が主役。前回の3月一般戦では4コース差しで福岡10回目の優勝。福岡水面での強さは別格で、6月の当地65周年に向けてギアを上げる。岡崎恭裕は浜名湖SGクラシックで優出し、4月の唐津周年で2度目のG1制覇と好リズム。どんたく特選初制覇へ気合の走りを見せる。松崎祐太郎は今年の正月レースを制し、三大特選の連続優勝に照準を当てる。江夏満、益田啓司も実績ある水面で実力を発揮する。渡辺浩司は16年に最多勝利獲得とブレイクしたが、17年は停滞気味。18年は再ブレイクのためにも気合を入れ直す。3000番台のベテラン勢では、昨年覇者の平田忠則が連覇に挑戦。中辻崇人は当地9連続優出中とドル箱水面。今節は10連続優出を目標に、約5年ぶりの福岡制覇を目指す。山一鉄也、伊藤宏はうねりを気にしない全速ターンで混戦を抜け出す。
4729 佐藤謙史朗
多くの先輩レーサーに成長の証し見せる
地元の強豪レーサーが集結するGWレース。若手レーサーにとっては厳しい戦いが予想されるが、着実に成長を重ねている佐藤謙史朗に注目したい。現在勝率(17年11月~18年4月)は4.90で、目標の「勝率5点台」に迫る活躍。当地3月のルーキーシリーズでは開幕2連勝をマーク。予選ラストの転覆失格で準優進出はできなかったが、近況の充実ぶりを見せてくれた。新期の目標は「A2級に届く勝率を残したい。少しずつ成績が良くなっているので、この調子で頑張りたい」と話し、初戦となる今シリーズは結果を重視して勢いをつけたい。前回のレース内容や攻めの姿勢を見せてくれれば、福岡水面で初めての予選突破も期待できる。また、今節は同じ大分グループの先輩も多く、「師匠の益田啓司さん、渡辺浩司さん、渡辺崇さん、そして出畑孝典さんまで居る。走れる機会が少ないので、先輩たちに良いところを見せたい」と、意気込みは十分だ。