5月12日(土)・13日(日)・14日(月)・15日(火)・16日(水)・17日(木)
地元大将格の田頭実が主役の座を譲らない。4月のプレミアムG1マスターズチャンピオンを走ったばかりで、調整面で大きなアドバンテージがある。また、福岡水面はSG1勝、G1を2勝と実績抜群で、持ち味のスリット攻勢から1着量産を目指す。仲谷颯仁は2月若松で行われた九州地区選でG1初優勝。当地は地元ながら走る機会の少ない水面だが、1月のバトルトーナメントでは2勝マーク。まずは福岡初優出を目標に、スピード戦を披露する。打越晶はボート界でも指折りの波乗り巧者で、福岡ではうねりが大きいほどテンションが上がるタイプだ。バリバリのSGレーサー・中島孝平が地元勢に立ち向かう。1月バトルトーナメントを走っているが、一般戦に限定すれば06年4月以来、約12年ぶりだ。02年11月戦では6コースからまくり差しで優勝歴がある。浅見昌克は自他ともに認める得意水面。攻め鋭い中野次郎、一発力がある星栄爾も優勝候補のひとりだ。
4848 仲谷颯仁
仲谷颯仁が九州チャンプの意地を見せる
ブレイク中の仲谷颯仁が、福岡初優出、そして初優勝へ難水面を攻略する。17年は1月大村のG2モーターボート誕生祭で特別戦初優出を果たし、9月蒲郡のG1ヤングダービーで優出2着。また、年末の住之江グランプリシリーズでSGデビューを果たすなど、同じ福岡支部で1期上の羽野直也とハイレベルな最優秀新人賞争いを演じた。羽野が10月大村周年でG1初優勝を飾ったことにより、最優秀新人賞は獲得できなかったが、トップレーサーとしての階段を着実に上っている。そして迎えた18年。1月の徳山G1で優出すると、2月若松で行われた九州地区選でG1初優勝。予選トップ通過→準優1着→優勝の王道レースを披露し、羽野に続いて2人目となる平成生まれでのG1ウイナーとなった。今シリーズは30日のF休み明け初戦でレース勘に不安はあるが、今年の九州チャンプとしての意地がある。スピード満点のレースで優勝へ突き進む!