5月22日(火)・23日(水)・24日(木)・25日(金)・26日(土)・27日(日)
今年の関東チャンプ金子拓矢が福岡での初優出初優勝にチャレンジ。2月江戸川で行われた関東地区選でG1ウイナーの仲間入りを果たし、続く住之江一般戦では6コースから優勝。また、SG初出場となった3月の浜名湖クラシックでは準優進出こそできなかったが、2勝を挙げて水神祭を飾った。ブレイク中のいまなら、福岡初優勝の期待が懸かる。近況のリズム良い山口裕二も優勝候補のひとり。2018年後期はキャリアハイの勝率7点台をマーク。福岡水面は00年と15年に優勝歴があり、うねりを苦にしない堅実戦で上位進出を目指す。谷村一哉は特別戦では苦戦の印象が強いが、一般戦なら話は別。4月唐津一般戦で今年6回目の優出と好調だ。桐本康臣も4月の戸田一般戦、宮島一般戦で連続優出と安定感があるし、大池佑来も4月の徳山一般戦で今年2回目の優勝を飾っている。強力遠征勢に立ち向かうのは古澤光紀。地の利を最大限に生かして福岡初優勝を目指す。
4522 古澤光紀
A1定着と本格化の兆し、福岡初V狙う
ブレイク間近の古澤光紀が、地元ファンの期待に応える。デビュー当時から潜在能力の高さには定評があり、4期目には勝率5点台を稼ぐなど、順調にスター候補への階段を上っていた。しかし、11年12月の唐津一般戦で大けがを負い、12年10月の芦屋一般戦で復帰するまでに約11カ月かかった。それでも、復帰から2期目にはA2昇級とブランクを感じさせない走りを見せてくれた。そしてデビューから15期目、15年12月の丸亀一般戦で初優勝を飾り、勢いそのままに待望のA1昇級も決めた。以降は2018年後期適用勝率まで5期連続でA1級をキープしており、ここにきて一気に才能が開花してきている。ひとつだけ気掛かりなのは、通算優出37回に対して、優勝3回と勝負どころで勝ち切れていないこと。スタート力、旋回力とレースセンスは申し分なく、強い選手にとって一番大事な「勝負強さ」を手に入れれば、特別戦でも活躍できる日は遠くない。