6月19日(火)・20日(水)・21日(木)・22日(金)・23日(土)・24日(日)
今シリーズは注目度の高いヤングレーサーが多く参戦する。その筆頭格は磯部誠で、2018年後期適用勝率は自身初の勝率7点台をマークした。期間の1着65本は全選手トップで、1着率は43.9%だった。新期に入っても5月の若松一般戦で優勝するなど、本格化の兆しがある。佐藤翼も同じく初の勝率7点台を稼ぎ、5月の戸田一般、住之江ルーキーシリーズで連続優出、さらに戸田一般で優勝するなど好調。渡邉和将は前回当地3月のルーキーシリーズで優出した。自己最高勝率を更新した山崎郡に、一発力のある村岡賢人、近江翔吾も優勝争いに加わる。A1復帰を決めた村上遼は、6月末で締め切られる浜名湖ヤングダービーの出場権獲得へ、気を引き締める。 ベテラン勢は、地元の大神康司が前回当地4月戦の優勝戦1号艇で負けた雪辱戦だ。攻め鋭い興津藍、ソツのない武田光史、A1復帰を決めている黒崎竜也・小畑実成・橋本久和らも上位進出が期待できる。
4679 植田太一
A2昇格と成長した姿をファンに見せる
純地元水面で気合の入る植田太一に注目したい。デビュー当時から旋回力にはキラリと光るものがあったが、選手としては重量級の部類に入る体重55~56キロがウイークポイントになっていた。それでも、持ち味のターンに磨きをかけ、どのコースからでも自分から仕掛ける攻めのレースを貫いてきた。その結果、デビュー11期目には勝率5点台をマークし、A2初昇格まであと一歩に迫った。そして、13期目の2018年後期選考期間には、昨年12月の常滑一般戦、今年1月の大村W優勝戦で優出を果たし、勝率5.49でA2初昇格を決めている。 福岡水面は昨年7月以来となる約1年ぶりの参戦だが、その時は準優勝戦まで駒を進めている。また、その1節前の4月当地一般戦ではデビュー初優出を飾っており、純地元水面ではいつも以上の力を発揮できている。まずは当地2回目の優出を目標に、応援してくれる地元ファンに成長した姿を見せたい。