7月14日(土)・15日(日)・16日(月)・17日(火)・18日(水)・19日(木)
毎年恒例となっている山笠特選レースは福岡支部の選手が集結し、40歳以下の中堅、若手メンバー(宮嵜隆太郎は支部長枠)を中心に覇権を争う。優勝の期待が懸かるのは池永太で、4月浜名湖で今年3回目の優勝とハイペースで飛ばしている。また、蒲郡SGダービーの勝負駆けの真っ最中で、少しでも勝率を上げてボーダー突破を目指す。同じくダービー勝負駆けの松崎祐太郎は、現在ボーダーのすぐ上で勝率キープに燃える。一昨年は最多勝を獲得した渡辺浩司だが、昨年は勝ち切れないシーンが多く苦戦した。それでも今年は勝率7点台と復調ムードで、多彩なハンドルさばきで上位進出する。速攻派の今井貴士、永田啓二の94期コンビ、益田啓司、枝尾賢、松田大志郎、水摩敦、奈須啓太らも優勝争いに加わってくる。現在はA2級に甘んじている出畑孝典、待鳥雄紀だが、地元勢のなかでも福岡水面に絶対の自信を持っており、A1復帰の足掛かりにしたい。
4451 松崎祐太郎
悲願のSG出場へ勝負駆けを成功させる
福岡支部の中堅、若手レーサーが集結するシリーズとあって激戦になることは間違いない。そのなかでも注目したいのが、10月に行われる蒲郡SGダービーの出場圏内にいる松崎祐太郎だ。グランプリ覇者の桐生順平と同じ100期生としてデビューし、デビュー期に6勝を挙げるなど早くからポテンシャルの高さは知られていた。その後も着実に成長を遂げ、2018年後期はキャリアハイとなる勝率7.23をマークした。2019年前期勝率も7点台中盤に乗せており、ダービー勝率は7.27(6/20時点)で47位につけている。初めてとなるSG出場のチャンスが巡ってきたいま、勝負駆けの時期に地元の福岡水面を走れるのは心強い。当地は通算6回の優出歴があり、今年1月の正月レースでは福岡初優勝を飾り、良いイメージが残っている。持ち味の豪快なレースで1着取りに徹して、少しでも勝率を上げてSG出場のチャンスをつかみ取る!