8月21日(火)・22日(水)・23日(木)・24日(金)・25日(土)・26日(日)
2016年度から始まった「誰が勝っても福岡初優勝!」は今年で3回目を迎える。注目すべきは全24場制覇へ残り2場の西島義則、そして残り4場の石田政吾だ。西島は17年11月の第2回大会に続いて参戦する。そのときは優勝戦4着に敗れており、今回こそ福岡初制覇へ気合が入る。石田は当地一般戦は5連続優出中で、6月の65周年記念も予選突破とレース巧者ぶりは健在だ。対抗グループには速攻派の選手がそろった。塩田北斗は8月2度目の登場となる。近況はまくり勝ちが増加と攻撃力がアップしており、1着取りに徹した走りで福岡初優勝を目指す。濱崎直矢、高橋正男、丸野一樹もスピード満点のレースで優勝争いに食い込むか。加藤高史、桂林寛は堅実なレース運びで成績をまとめる。地力はしっかりしている吉川喜継、妹尾忠幸も軽視は禁物だ。
4402 乙藤智史
相性が良い水面で福岡初優勝に期待だ!
福岡初優勝シリーズは3大会連続で登場する乙藤智史に注目したい。17年3月の第1回大会は優勝戦まで駒を進めたが、同年11月の第2回大会は準優前のレースで痛恨のフライングと悔しい結果となった。それだけに、「初優勝シリーズはこれで最後にしたいですね」と今大会に賭ける思いは人一倍強い。福岡水面はこれまで4度の優出歴があり、「福岡はいつもモーターが出るし、相性が良い」と自信を持っている。また、7月の山笠特選レースで新モーターを経験しており、その節は出足、回り足をしっかりと仕上げて予選を突破している。2019年前期はA1級復帰が視野に入る好調ぶりで、5月の大村一般戦、6月の尼崎一般戦、7月の常滑一般戦で優出している。また、過去の初優勝シリーズは第1回が谷川祐一、第2回が佐藤隆太郎と波乱の決着が続いている。近況リズムの良さ、そして自信を持つ地元水面なら、乙藤がこの流れに乗っても不思議はない。