9月14日(金)・15日(土)・16日(日)・17日(月)・18日(火)
今年クラシック覇者・井口佳典(三重)が大本命だ。当地前回は昨年9月戦を全2連対で制している。3月戸田G1準優勝戦のフライングのペナルティーにより一般戦回りが続いていたが、10月鳴門周年でのG1復帰を前にスカッと決めたい。松村敏(福岡)は近況勝率7点台と快走が続いている。この勢いに乗って、3年ぶりの地元制覇へ力強く攻め込む。当地は好走が多い原田篤志(山口)も、モーターを仕上げて優勝争いを演じる。近況の上昇度なら丹下将(愛知)が面白い。最近6カ月は勝率7点に迫る活躍を見せており、コース不問の自在戦で見せ場を作る。一方、吉田俊彦(兵庫)の近況はやや停滞気味だが、G1優勝歴がある実績水面で快走を誓う。残るA1ランカーも速攻派がそろっている。地元ベテランの山一鉄也(福岡)は、久しぶりの当地優勝へ気合戦だ。後藤正宗(静岡)や原豊土(静岡)に、小坂尚哉(兵庫)も、優勝争いに参戦する。
4236 松村敏
3年ぶりの地元制覇へ速攻一撃に期待!
近年は気温の上昇とともに調子を上げる傾向がある松村敏は、今年もしっかりとリズムを上げてきている。今年序盤は思うように優出、優勝回数を伸ばせなかったが、4月に3戦3優出とリズムアップ。4月の多摩川一般戦では今年初優勝を飾っている。5月以降も下関一般戦、丸亀一般戦、唐津一般戦、芦屋一般戦で優出を果たし、2019年前期適用勝率も7点オーバーと快調な走りを続けている。松村といえばボートレース界でも指折りのスタート巧者で、攻撃力の高さが持ち味だ。これまで通算1026勝を挙げているが、速攻派の代名詞ともいえるまくり勝ちが270本。全体の約26%を占めており、調子のバロメーターはまくり勝ちの多さでわかる。今期も4回に1回がまくり勝ちだ。当地は昨年11月の65周年記念以来の参戦となるが、一般戦に限定すると2節連続優出中で、地元水面の走り方は熟知している。好調のいまなら、3年ぶりの地元制覇に期待がかかる。