12月25日(火)・26日(水)・27日(木)・28日(金)・29日(土)・30日(日)
今年最後のシリーズは強力布陣の地元勢に熱視線だ。松尾昂明は当地5連続優出中と好走が続くだけに、今回こそ優勝が欲しい。近況も前々期は51勝、前期は50勝と1着を量産しており楽しみだ。まくり勝ちが多い大神康司と益田啓司も、インが弱い福岡水面では評価がワンランク上がる。岡山勢も実力者がそろった。山本寛久は10月の児島G1での優出を含めて、前期は8優出3Vと勝負強さをアピールした。山口達也も11月の平和島、児島で2連続Vと好調だ。4月の当地プレミアムG1マスターズチャンピオンで優出した柏野幸二や、各地で上位争いを演じる立間充宏も楽しみ。村越篤は来年1月からA2級に降級も、ボート界でも屈指の波乗り巧者で知られる。当地も3連続優出中と好走が続いており、ここでペースアップを図るか。
4588 田中京介
好走が続く地元水面でデビュー初Vへ!
4期連続でA2級キープと着実に地力をつける田中京介は、12月のG3「福岡ソフトバンクホークス杯」に続いて今月2度目、今年は4度目の参戦。5月の「九州プロレス杯」は多彩な決め手を武器に5勝を挙げて準優1号艇を獲得。「すごく良い仕上がり」と優出すれば初Vのチャンスは十分あったが、準優勝戦はコンマ01の勇み足に…。その雪辱を誓った10月の「ルーキーシリーズ第20戦 スカパー!・JLC杯」も優出こそ逃したが、ワースト級のモーターを立て直して予選突破と地力アップを証明した。近況のリズムも上々で、11月の江戸川一般戦では節イチ級の伸びを武器に予選で3勝をマーク。準優勝戦は5コースからまくり差しで白星を挙げて優出を果たしている。優勝戦は4着だったが、F返還のイン福島勇樹を2コースからまくって沈めるなど、初Vに懸ける思いが伝わってきた。今回も攻めの姿勢を貫いて、デビュー初Vという最高の形で今年を締めくくるか。