1月3日(木)・4日(金)・5日(土)・6日(日)・7日(月)・8日(火)
ボートレース福岡の新年初戦は、地元の福岡支部を筆頭に、岡山支部、山口支部、長崎支部が参戦しての男女混合戦。そのなかでも、福岡支部に強力メンバーがそろい、初日と2日目にダブルドリームが組まれている。初日ドリームはベテラン~中堅の対決で、エース・瓜生正義が1号艇で登場。当地での実績はもはや説明不要だろう。近況も11月の若松G1、鳴門G1で連続優出と好ペースだ。当地の正月戦は3年連続優出中の平田忠則、7月戦で優勝した奈須啓太、当地G1優出歴がある山一鉄也、枝尾賢、渡辺浩司が襲い掛かる。2日目ドリームは4400番台以降の若手による一戦だ。1号艇に選出された篠崎仁志は18年3月戦で当地10Vを達成するなど、福岡支部のなかでも指折りの水面巧者だ。当地6Vの実績を誇る前田将太も、17年10月戦以来の優勝に力が入る。前年度覇者の松崎祐太郎に、関裕也、古澤光紀も好モーターを手にすれば楽しみだ。
4803 飯田庄吾
大好きな水面でステップアップを目指す
福岡支部は全国で最もA1級レーサーの数が多く、2019年前期適用勝率でのA1級は42名。これは全体(A1級325名)の約13%だ。若手選手にとってはレベルの高い走りを間近で見て、感じることができるだけに、選手としての経験値を上げる絶好の機会となる。そこで、今シリーズは潜在能力を感じる飯田庄吾に注目したい。遠征先ではまだ攻め切れない場面も多いが、「福岡は好きな水面」と話すように当地では見違える走りを見せる。これまで通算37勝のうち当地で12勝を挙げており、「福岡は握って回る選手が少ないので、握ればチャンスがある」と、自身のストロングポイントである長身を生かしたダイナミックな旋回が功を奏している。今回はさらなるステップアップのためにも、いつも以上に気合が入るのは間違いない。瓜生正義、平田忠則、篠崎仁志、前田将太ら現役SGレーサーが相手でも、一発を秘めるだけに要注目だ。