2月26日(火)・27日(水)・28日(木)・3月1日(金)・2日(土)・3日(日)
1カ月半ぶりの開催となる今シリーズは、「うねり王福岡決戦!」のタイトルどおり当地巧者がそろった。そのなかでも、昨年はG1で2優出V1とレベルの高い走りが続く中田竜太が中心となる。当地も2度の優勝実績が光る。当地前回のG1マスターズチャンピオンで名人となった渡邉英児は、近況も10月から11月にかけて3節連続で優勝するなど絶好調だ。この両者は戸田SGクラシックを控えており、ここでさらにペースを上げるか。当地V9の大神康司は、昨年7月に多摩川で約3年ぶり近くの優勝。島川光男は当地V5、北川幸典と浅見昌克も当地V4と、いずれも水面攻略に自信を持つだけに要注目だ。今期は復調ムードの仲口博崇、東本勝利も共に当地はV2実績がある。前回当地周年で準優出した杉山裕也や、前回一般戦で優出した海野康志郎も上位争いを外さない。特に、1月の江戸川周年でG1初優出を果たした海野の充実ぶりは見逃せない。
4614 石倉洋行
近況充実の石倉洋行が見せ場を作る!
全国屈指の当地巧者が集結する今シリーズだが、当欄では近況絶好調の石倉洋行に注目する。スタート勝負に徹する強気の姿勢が持ち味だが、2018年後期審査期間、2019年前期審査期間にいずれもフライング2本を抱える悪循環に。その状況でも2期連続で5点台の勝率をマークするなど、旋回力を磨いてきた。そのことを証明したのが60日のフライング休みを控えていた前回9月戦で、終盤にまくりと逃げで2勝を挙げた。また、3着2本のレースも道中で果敢な追い上げを見せてのものだった。2019年前期適用級別は事故率オーバーでB2級からの再出発となったが、11月の三国から尼崎、唐津と3節連続で優出。1月の下関では優出こそ果たせなかったが、準優1号艇を獲得。地力強化に加えて、フライングの足かせが取れたことで本来のスタート力も合わさって快進撃が続いている。近況の充実度なら上位陣が相手でも、積極的なレースで見せ場を作ってくれそうだ。