3月16日(土)・17日(日)・18日(月)・19日(火)・20日(水)・21日(木)
恒例となった「ほぼオールレディース」は4回目を迎える。第1回は河野真也、第2回は寺田千恵、第3回は篠崎仁志が優勝。第1回の優勝戦は男子勢が独占し、前回も男子勢が5名優出するなど、女子勢を圧倒している。今回もSG9冠の瓜生正義、昨年の九州チャンプ・仲谷颯仁を擁する男子勢が優勝戦線をリードする。その中でも、当地はSG、G1ともに3回ずつの優勝実績を誇る瓜生が文句なしの中心だ。13回目の当地優勝へと突き進む。記念常連となった仲谷颯仁は、持ち味の旋回力を発揮して当地初優勝を目指す。女子勢では、19年最優秀新人の大山千広にファンの視線が集中する。人気も実力も急上昇中で、5月に当地で行われるSGオールスターのファン投票の中間発表では、峰竜太や毒島誠に続いて3位と周囲からの期待は大きい。地元で気合十分の日高逸子、川野芽唯も楽しみ。産休から復帰した鎌倉涼のレースぶりにも注目したい。
4506 稗田聖也
攻撃的な走りで当地初V&A1級昇級へ
当地で行われる「ほぼオールレディース」は総展望でも触れた通り、男子勢が目立つ傾向が強い。今回は近況好調の稗田聖也に期待する。2019年後期審査期間は昨年12月の常滑一般戦で自身2度目の優勝を飾り、今年も1月の下関一般戦、2月の戸田一般戦で優出。期間3優出は既に自身の最多優出回数に並び、勝率も6.13(2/22現在)と初のA1級昇級を狙える位置につける。また、稗田といえば”まくり”が代名詞だが、最近では差しやまくり差しでの1着数を伸ばしている。2019年後期審査期間は4、5コースからの1着率が30%を超えており、どこからでも勝てるレーススタイルを身に付けつつある。また、当地は全国で一番多く走っており(福岡は282走、2番目は芦屋の171走)、昨年は4戦して2優出と好成績を残す。近況リズムの良さに、地の利が加われば期待は膨らむ。念願の当地初V、そしてA1級昇級へ攻撃的な走りを見せる。