4月4日(木)・5日(金)・6日(土)・7日(日)・8日(月)・9日(火)
若武者たちによって覇を争うルーキーシリーズは、登録6年未満の選手に加えて、オーバーエイジ枠(登録6年以上で30歳未満かつSG優出がないA1級、A2級の選手)が設けられている。今年行われた4戦(3/13現在)の優勝はOB枠が2回、ルーキー世代が2回と全くの互角だが、今シリーズはルーキー世代に主力がそろった。なかでも、下関第1戦で優勝した山田祐也、多摩川第2戦で優勝した村松修二の両者がシリーズを引っ張る。山田は丸亀第4戦でも優出するなど快調な走りが続く。一方の村松も2019年後期審査期間は勝率7点超えと、自身にとって未経験のハイペースだ。近況はやや低調の春園功太だが、2019年前期適用勝率は7点台と爆発力がある。潜在能力を感じる石丸海渡や宮之原輝紀も楽しみ。対するOB枠は、高倉和士と竹井貴史が地元水面で奮起する。昨年の当地ルーキーSで2戦2優出の中村晃朋も水面攻略はお手の物だ。
4932 新開航
当地ルーキーS連覇へ力強く攻め込む!
若手中心のルーキーSでは当地で出走回数が少ない選手が多く、"うねり"にうまく対処できるかが重要になってくる。今シリーズでは当地4優出の高倉和士や当地2連続優出中の中村晃朋が水面巧者と言えるが、それ以上に当地で好実績を残しているのが出場メンバーでただひとり当地優勝歴がある新開航だ。昨年10月末からのルーキーSに出場し、初日に4コース差しと3コースまくりで連勝発進。その勢いのままオール3連対で優勝を決めるなど、"うねり"への対応もバッチリだ。2019年前期審査期間は勝率5.11でB1級に降級してしまったが、2019年後期審査期間の勝率は5.89(3/13現在)まで引き上げるなど、当地で優勝してからリズムも上昇の一途だ。2月芦屋一般戦でのFは痛いが、旋回力で勝負するタイプだけにF持ちでも心配はない。福岡支部の次世代エース候補が、さらなるステップアップへ地元水面で躍動する!