5月21日(火)・22日(水)・23日(木)・24日(金)・25日(土)・26日(日)
令和初のビックレース「第46回ボートレースオールスター」は、初日ドリームに大注目だ。福岡支部が誇る女子ツートップの大山千広と小野生奈がドリームに選出され、女子2人がSGのドリームに出るのは史上初。特に大山はSG初参戦でドリーム出場の快挙。これは32年ぶり(第14回大会の江口晃生以来)の出来事だ。その歴史的なシリーズで主役を務めるのは、3年連続でファン投票1位の峰竜太。「SGで勝つことよりも、ファン投票1位の方がうれしい」と話す峰にとって、オールスター覇者の称号はまさに”夢”だ。当地でSG初優勝を飾った吉川元浩は、戸田クラシックからのSG連覇に挑む。当地オールスターで優勝歴がある菊地孝平や石野貴之、新田雄史も侮れない。迎え撃つ地元勢は、エース瓜生正義を筆頭に12名が出場する。なかでも岡崎恭裕、篠崎仁志、前田将太らは純地元水面でのSG制覇が最大目標だけに、その動向から目が離せない。
3473 石川真二
個性派レーサーがSG初優勝に挑戦する
昨年10月の蒲郡ダービーでSG初優出を果たした石川真二。48歳6カ月でのSG初優出は、あの万谷章に続く2番目の年長記録だ。大病からの復帰や愛知支部から福岡支部への移籍など、これまで決して平穏な道のりではなかったが、その苦労がようやく報われた瞬間でもあった。オールスターはデビュー30年目にして初出場(SGは34回目)。「投票してくれたお客さんは、僕の”ピット離れ”に投票してくれたと思う」と話すとおり、昔から”ひとつでも内”のレーススタイルを貫いたことが今回の得票数(2,226票)につながった。「福岡はピット離れが難しいレース場だから妥協していた部分もあったが、今回出場できるのはお客さんのおかげ。いつも以上にピット離れや進入にこだわりたい」。個性的な選手が少なくなったいま、石川の個性的なレースは全国注目の的となるのは間違いない。代名詞の”スーパーピット離れ”でシリーズを盛り上げる!