6月18日(火)・19日(水)・20日(木)・21日(金)・22日(土)
吉川元浩のSG連覇で幕を閉じたSG「ボートレースオールスター」から3週間。今シリーズから新しいモーター、プロペラ、ボートに切り替わる。出場メンバーを見渡せば、近況好調の若手VS当地好実績のベテラン勢という構図。若手勢を引っ張るのは、当地実績でもベテラン勢に負けない宮地元輝。昨年はG1の65周年を含めて3度参戦し、そのうち2度の一般戦で優勝を決めている。近況も全国上位級の1着数をマークして絶好調だ。宮地と同期生の秦英悟は、当地前回が準優勝。今年も優出7回のうち準優勝が5回と悔しい結果が続いているだけに、今度こその気持ちは強い。ほかにも、地元気合の竹井貴史、攻撃力がある西野雄貴、島村隆幸、永井彪也、吉田凌太朗は一発の魅力がある。ベテラン勢は、当地でSG優出歴がある芝田浩治をはじめ、当地V6実績を誇る山室展弘、同V4の浅見昌克、波乗り巧者の村越篤らが底力を発揮するか。
4737 竹井貴史
リズム上昇中の今なら当地初Vも十分!
今シリーズは地元スター選手が不在とあって、地元唯一のA1級レーサーとして出場する竹井貴史に懸かる期待は大きい。2019年後期審査期間の序盤は調子が上がらず勝率も6点割れと苦戦していたが、3月のびわこ一般戦で自身3度目の優勝を決めてからリズムは上昇ムード。当地4月のルーキーシリーズでは優出こそ逃したが、12走して11走で舟券に貢献。続く4月の浜名湖一般戦でも4勝を挙げる活躍を見せ、2019年後期審査期間のラスト2カ月(3~4月)は勝率7点超え。目標だったA1級キープに成功した。そのままの勢いで、2020年後期審査期間も各地で堅実に予選突破を果たし好調をキープしている。当地は福岡3場のなかで最も出場機会が少なく(若松44節、芦屋11節、福岡9節)、優出もない。しかし、近況リズムの良さに加えて、地元の意地もある今回は、当地での”初優出”はもちろん、”初優勝”を意識して臨む。