8月20日(火)・21日(水)・22日(木)・23日(金)・24日(土)・25日(日)
今シリーズは遠征勢に実力者がそろったが、なかでも兵庫支部が強力布陣。その兵庫勢を引っ張るのは、当地G1・57周年記念で優勝歴を持つ吉田俊彦だ。昨年末の唐津G1ダイヤモンドカップ優出から調子を上げており、ここも堂々の主役となる。安定したパワー勝負に持ち込む馬袋義則、堅実駆けの松本勝也が続く。同じ近畿勢では、1着数を伸ばして好調な岡田憲行、当地は3年5カ月ぶりだが、前回は2日目から8連勝締めで優勝の是澤孝宏も上位へ。3期連続で7点勝率をマークする深谷知博、SG初優出を果たした記念すべき水面で巻き返しに燃える横澤剛治の静岡支部コンビも優勝戦線を盛り上げる。お盆レース直後の開催とあって地元勢にスター選手は不在だが、地元水面では評価を上げる里岡右貴、待鳥雄紀に期待する。穴党注目は白神優だ。初1着が当地、初Vが若松、さらには芦屋で複数回の優勝歴を持つなど、九州地区での活躍が多く楽しみ。
4363 大野芳顕
快速パワーで2度目の当地Vを目指す!
目標のA1級初昇級へ地元水面で力走する。2019年後期審査期間は勝率5.42を残してA2級に復帰したが、持ち味のモーター調整がハマらず本調子とは言えない内容だった。しかし、期が替わった2020年前期審査期間は勝率6.12(7/28時点)をマークし内容も一変。2019年後期の平均展示順位2.64に対して、2020年前期の平均展示順位は1.88。つねに展示好タイムをたたき出しており、モーターの仕上がりが良い証拠だ。その結果、スリット攻勢にも気合が乗ってまくり勝ちを増やしている。A1級昇級へはさらなるリズムアップが必要となるが、純地元の当地はこれまで4度の優出歴があり、地元強豪が集結した2016年7月の「山笠特選レース」では4コースまくりで優勝実績もある。今回は強力遠征勢が相手となるが、地元の看板を背負うだけに負けられない。”らしさ”全開のパワー勝負で優勝戦線をかき乱す。