6月14日(水)・15日(木)・16日(金)・17日(土)・18日(日)・19日(月)
昨年V5と大きな存在感を示した吉田拡郎が、今年も1月鳴門と3月尼崎を制して好調キープ。当地は特別戦への出場が多くなっているが、17年11月の64周年記念で優出歴があり、さらに一般戦では4連続優出中で優勝3回と圧巻のパフォーマンスを見せている。今回も実力を発揮して当地一般戦の3連続Vへ。打倒・吉田に燃えるのは、地元の枝尾賢だ。こちらは地元だけに当然ともいえるが、当地通算31優出で優勝6回と実績は十分。純地元水面で今年初Vを狙う。馬袋義則、岡瀬正人、赤坂俊輔、和田兼輔、新田泰章、石丸海渡、中村晃朋、山田祐也ら現A1級勢も優勝候補の一角だが、岡瀬と山田は新期A2級で気合を入れ直す必要がある。近況の勢いなら、新期A1級の濱本優一、宮本夏樹、戸塚邦好、井内将太郎、篠原飛翔らが優勝争いに食い込んでも不思議ではない。特に当地フレッシュルーキーの篠原には地の利もあるだけに、デビュー初Vの期待値は高い。
4336 松田竜馬
地元水面でA級復帰の足掛かりをつかむ
半年でのA級復帰へ向けて、2カ月連続出場の地元水面でペースアップを図る。現級別はA2級だが、2023年後期審査期間は勝率5.02で7月からはB級降級が決まっている。これはスタートダッシュに失敗したことが一番の原因で、最初の3カ月は勝率4.84だった。しかし2月以降は徐々に調子を上げており、後半3カ月の勝率は5.22をマーク。3、4月の2カ月で優出も3回するなど、反撃態勢は整いつつある。前述のとおり当地は5月戦を走ったばかり。その5月戦では前検日からまずまずの動きを見せており、初日は1、3着と好発進。この経験は大きなアドバンテージとなり、さらに走り慣れた地元水面とあって活躍できるだけの準備も整っている。また、デビュー初優出やG1初出場が当地で、思い入れの強さも人一倍。それは通算優出5回(全24場では若松と芦屋に次ぐ回数)という成績にも表れており、今回も粘り強い走りで上位争いに食い込む。