11月23日(金)・24日(土)・25日(日)・26日(月)・27日(火)・28日(水)
平石和男が百戦錬磨の調整力とハンドルワークでシリーズを引っ張る。当地は4月のマスターズCで優出と底力をアピール。当地の一般戦に限定すれば2連覇中と実績も申し分ない。宮地元輝も4月戦で当地初優勝を飾り、6月のG1周年記念でも予選突破と好走が続く。19年前期審査期間の勝率も6点台後半と好調で、評価は全くの互角だ。岡田憲行、山本英志、山本隆幸も優勝争いに顔を出す。特に、9月の津で今年3回目の優勝を飾った岡田は、勝負強さもあるだけに優勝戦に名を連ねれば怖い存在だ。前回当地優出の天野晶夫、佐竹恒彦、茶谷信次に、復調ムードの吉川喜継、上村純一も侮れない存在だ。一方で、藤丸光一と後藤正宗はペースが上がらないが、好実績を残す水面で悪い流れを断ち切りたい。女子レーサーは、スピード自慢の西村美智子、成長著しい地元の小池礼乃に注目したい。ともに男女混合戦でも力負けをしないタイプだけに、勢いに乗れば楽しみだ。
4764 小池礼乃
持ち味を発揮して福岡初優出を目指す!
男子顔負けの”スピード旋回”を武器に、地元のファンに成長した姿を見せる。小池礼乃は訓練生時代の成績こそ30人中15番目と目立たなかったが、当時の実務教官だった納富英昭さんは「スピードがあって、操縦のセンスも良い」と太鼓判。その言葉通り、デビューしてから7期目に勝率5点台をマークし、デビュー10期目の18年後期審査期間は初めてのA2級昇格を果たした。19年前期審査期間もA2級キープに成功するなど、着実に力を付けている。当地は今年3回目の参戦となるが、男女混合戦で行われた今年1月の「新春開運特選レース」、8月の「ライジングゼファーフクオカ杯」で予選を突破。男子レーサーが相手でも、持ち味のスピード戦が通用することは証明済みだ。また、当地は16年準地元スター候補、17年フレッシュルーキーに選ばれており、福岡3場の中でも特に思い入れは強い。まずは福岡初優出を目標に、純地元水面で大暴れに期待したい。