12月4日(火)・5日(水)・6日(木)・7日(金)・8日(土)・9日(日)
地力上位の秋山直之が優勝争いを引っ張る。当地はSG・G1で優出歴があり、近況も10月の戸田G1で優出するなど快走が続く。ボート界でもトップレベルのターンスピードを武器に、1着量産に期待したい。重野哲之は全24場制覇を決めた4月戦に続いての連覇に照準を合わせる。今年4優勝の深川真二と塩田北斗も、ここで優勝すれば来年3月に戸田で行われるSGクラシックの出場がグッと近づくだけに、力の入る一戦だ。攻撃派の鳥飼眞、水摩敦は地元水面ならさらに積極さが増すだけに、勢いに乗れば一気に優勝戦線を突っ走る可能性は高い。新勝率で7点レーサーに復帰した西村拓也も、手堅い走りで上位に進出する。松本勝也、仲口博崇、一瀬明、中辻博訓、福島勇樹、尾嶋一広も地力に疑いの余地はない。9月の浜名湖ヤングダービーでG1初優勝を飾った関浩哉(群馬)も楽しみだ。強豪がそろっているG3戦で、上位陣を相手にどこまでやれるかも注目したい。
4394 永嶋裕一
近況好調の勢いに乗って上位陣に迫る!
今シリーズはG3戦とあって、SG覇者の仲口博崇、深川真二、重野哲之に、G1常連の秋山直之ら豪華メンバーがそろった。これに鳥飼眞、水摩敦、塩田北斗ら地元のA1級レーサーが立ち向かう構図となりそうだが、当欄では近況のリズムが良い永嶋裕一に注目したい。元々は2、3着タイプで道中の粘り強さが持ち味だが、近況は1着率が上昇している。その大きな要因は、2018年後期審査期間は平均スタートがコンマ17、平均スタート順位が3.13だったのに対して、2019年前期審査期間は平均スタートがコンマ15、平均スタート順位が2.82と、スタートの質が良くなったこと。展開が見えやすくなったことで、自力勝負が増えている証拠だ。その結果、2019年前期審査期間は勝率5.53で9期ぶりのA2級復帰を決めている。2019年後期の初戦となった下関一般戦でも4勝を挙げて優出するなど、勢いは止まらない!