7月23日(火)・24日(水)・25日(木)・26日(金)・27日(土)・28日(日)
06年10月の当地ダービーでSG初優勝を飾った魚谷智之の参戦が、今シリーズの目玉だ。6月の宮島G1で優出し、続く多摩川SGグランドチャンピオンでも節間3勝を挙げるなど、今なおトップ戦線で活躍中。7月末までが選考期間の児島ダービー出場も懸かっており、いつも以上に気合が入る一戦となる。昨年の当地周年で優出し4コースカドから見せ場を作った岩瀬裕亮が、今回も攻撃的な走りで優勝戦線をにぎわす。近況まくり攻めがさえる大場敏も、ここにきて7点勝率マークと好調だ。当地4連続優出中の岡村仁は、前回1枠で優勝を逃しているだけに今度こその思いは強い。その岡村と同じ雪辱という点では、前回準優1枠で敗れた原田秀弥も期するものがある。地元勢では、6期連続A1級と安定感が増している今井貴士に期待が懸かる。徐々に調子を上げる出畑孝典は、通算V5を誇る地元水面でさらにペースを上げるか。
4287 今井貴士
地元水面で再躍進のきっかけをつかむ!
再びトップ戦線での活躍を目指す。13年1月の若松・九州地区選でG1初優勝を飾り、同年3月の平和島クラシックではSG初優出を決めた。このまま一気にブレイクするかと思われたが、以降はA1級とA2級を行ったり来たりと不安定な走りが続いた。この不本意な結果に奮起し、17年前期審査期間(16年5月~10月)にA1級復帰を果たすと、18年前期審査期間(17年5月~10月)には7点勝率を残した。ここ2、3期はやや下降線の印象もあるが、6月の大村一般戦ではオール3連対にまとめて準優勝。今期復調の兆しを見せている状況で、当地への参戦が決まったことは追い風となる。当地は通算40節で19優出V2と安定した航跡を残し、直近も2節連続で準優1枠を獲得して優出している。記念戦線に定着するには、強豪ぞろいの福岡支部のなかでも高勝率を残すことが必要。まずは今期勝率7点台を目指して、ここからペースアップを図る。