7月2日(土)・3日(日)・4日(月)・5日(火)
7月最初のシリーズは4日間の短期戦。モーター、ボート、プロペラの全てが初下ろしとなる。地元期待の岡崎恭裕が18年5月GW戦以来となる地元制覇へ気迫あふれる走りを見せる。今年はここまで優勝3回と順調なペースで優勝を重ねており、地元水面でさらにペースを上げてきそうだ。石倉洋行と岡村慶太も近況好調で、新勝率は7点台をマーク。ともにスピード満点のコーナー勝負で見せ場をつくる。A1級返り咲きを決めた魚谷香織も主力の1人。自身も当地も約3年ぶりとなる優勝へ向けて、男子相手に果敢に攻め立てる。遠征勢では中村亮太の当地実績が優秀で、優出回数が一番多いのは地元の大村だが、それに次ぐのが当地での優出11回。うねりに負けない旋回力はコース不問だ。近況は安定感ある走りを披露している江本真治と佐々木和伸も、上位争いに食い込んでくる。6月「ほぼオール女子戦」で好走した渡辺千草と武藤綾子の女子コンビにも注目を。
5073 上原健次郎
着実に歩みを進める地元ルーキーに注目
デビュー4年目に突入した地元の若武者が、近況は各地で急成長ぶりをアピールしている。デビュー初勝利は昨年1月の児島ルーキーシリーズで、124期では25名中24番目、290走目での初1着は同期の中で一番遅かった。ただ、勝ち味を覚えてからは着実に白星の数を増やし、2022年前期審査期間は6勝、2022年後期審査期間は9勝を挙げている。昨年末の住之江では自身2回目の予選突破を果たし、準優勝戦は5コースからまくり差しで大金星を挙げてデビュー初優出も果たした。初1着までの道のりは同期に後れをとったが、初優出は10番目の早さで達成。デビュー当時から旋回センスは磨けば光りそうな雰囲気があったことを考えれば、ここ1年の成長スピードも納得できる。地元の当地は全国で一番走っている水面で、昨年11月のG3企業杯では上位勢を相手に3着3本と奮闘した。今シリーズも果敢に立ち向かって、自身2回目の優出を目指す。