11月2日(木)・3日(金)・4日(土)・5日(日)・6日(月)
今年2月の同タイトル戦で福岡初Vを飾った奈須啓太が主役を務める。初日メーンのDR1号艇に選出されており、今シリーズは地元エース格として優出が最低条件。F休み前でスタートは慎重にならざるを得ないが、モーター出しには定評がある。パワーを生かした豪快レースで見せ場を作る。マスターズ世代の西山昇一が対抗格。13年後期から7期連続で勝率7点台をマークするなど進化を続けている。福岡水面との相性も良く、柔軟さばきで上位進出する。難水面で評価が上がるのは村越篤で、ボート界でも指折りの波乗り巧者だ。高濱芳久、中島友和もコンスタントに優出する得意水面。若手では秦英悟が優出ラッシュと好リズム。記念戦線での活躍も増えてきて9月常滑周年でG1初優出を飾った。スタートのキレで勝負する小林泰、一発力ある河合佑樹や船岡洋一郎も優勝争いに名乗りを上げる。また、121期の加倉侑征、竹下大樹がデビュー戦を迎える。
4607 鶴田勇雄
ターンに磨きをかけ道中勝負に徹する!
ターンに磨きをかけ道中勝負に徹する! デビュー初優勝、初のA1級昇格を目指す鶴田勇雄が新期初戦の地元水面で活躍を誓う。これまで通算F回数が11本とスタートで苦労し、スリット攻勢で勝負をするタイプではない。その分、ターンに磨きをかけてきた。白星取りはそこまで多くはないが、2、3着競りに強く道中戦での粘り強さは目を見張るものがある。着実に成長を重ねて17年後期はキャリアハイの勝率5.88をマークした。福岡は今年3回目の参戦で、地元強豪が集結した7月山笠特選レースで優出。9月一般戦でも予選突破を果たすなどイメージは悪くない。買い時は展示タイムが出ている時。つねに展示好タイムをマークすることはなく、展示タイムが良い時は結果にもつながっている。特に福岡の展示タイムは「行き足、レース足の良さ」が反映されるので、道中勝負が得意な鶴田にとっては「好タイム=好調」のサインになる。まずは予選突破をノルマに、優出→初優勝を目指す!