12月25日(月)・26日(火)・27日(水)・28日(木)・29日(金)・30日(土)
ボートレース福岡の2017年ラストバトルは地元勢が中心。優勝の最有力候補は中辻崇人で、当地はG1九州地区選を含めて7連続優出中。そのうち4回が準優勝と惜敗が続いており、今節に懸ける思いは人一倍。コース不問の自在ハンドルで上位進出を目指す。注目は江夏満、永田啓二で、来年の浜名湖SGクラシックの出場権が懸かっている。ともに優勝4回(12/1時点)で優勝が絶対条件。また、優勝5回の勝率争いになったときのためにも、1着量産ペースが必要になってくる。ハードルは高いが、地元水面でチャンスをモノにしたい。打越晶と渡辺浩司は的確なレース運びで上位浮上を狙う。遠征陣は濱村芳宏、一宮稔弘の徳島支部コンビが強敵になる。濱村は当地過去5節で優出3回、一宮は一般戦で5連続優出中と結果を出している。昨年の同タイトルを制した清水敦揮は連覇を賭けて臨む。中島友和、別府昌樹、山口裕太も軽視できない存在だ。
4288 永田啓二
クラシック出場権&最多勝利へ突き進む
永田啓二が今年最終戦へ大きな目標を持って臨む。それは来年浜名湖で行われるSGクラシックの出場権獲得。今年優勝4回を数え、初めてのSG出場へ向けて大事なシリーズとなった。現在のボーダー(12/1時点)は海野ゆかりがマークする優勝5回、勝率6.82。永田の蒲郡、丸亀の結果次第では優勝が絶対条件になる。また、永田の現在勝率は6.91で、ボーダーが上昇することを考えると少しでも勝率を稼ぎたい。かなりハードルは高いが、最後の大一番を地元水面で迎えられるのは永田にとって力強い後押しになる。また、もうひとつ狙っているのが最多勝利のタイトル。現在トップは吉川昭男がマークする112勝で、永田は99勝で4位タイ。残り3節で13勝の差は大きいが、1着量産ペースで追いかければ最多勝利はもちろん、クラシック出場がグッと近づく。今節はいつも以上に1着獲りを意識して、コース取りから積極的な姿勢を見せてくれそう。