6月2日(土)・3日(日)・4日(月)・5日(火)・6日(水)・7日(木)
今年も超豪華メンバーが集結し、ダブルドリームが行われる。初日チャンピオンドリームは桐生順平、2日目ペラ坊ドリームは地元の岡崎恭裕が1号艇で登場。桐生は4月唐津G1での準優Fにより、今大会以降は10月末までG1、G2を走れない。グランプリ出場のためには、今回は大事なシリーズになる。岡崎は浜名湖SGクラシックで優出、4月の唐津G1優勝と絶好調。今垣光太郎は4月マスターズチャンピオンで予選突破。吉川元浩は予選落ちも、4連勝締めと相性の良さをアピール。昨年の当地オールスターを制した石野貴之は、近況は大味な成績が目立つが、ツボにはまれば1着を量産する。坪井康晴は第58、59回大会で連覇の実績。当地SG覇者の新田雄史、スピード自慢の毒島誠、茅原悠紀も優勝候補。地元勢は篠崎仁志が、5大会ぶり2度目の優勝を目指す。羽野直也、仲谷颯仁も地元水面で気合戦。また、出場予定だった篠崎元志は欠場となった。
4296 岡崎恭裕
福岡のG1制覇はデビューからの悲願!
5大会ぶりの覇権奪還を目指す地元勢のなかで、いま一番調子が良いのは岡崎恭裕だろう。今年は特別戦でも抜群の安定感で予選落ちがなく、3月の浜名湖SGクラシックでは優出3着。4月の唐津65周年記念ではF選手が2人出たものの、2回目のG1制覇と勢いに乗っている。好調の要因としてレースのうまさ、ターンの鋭さはもちろんだが、今年はモーター抽選での引きが神がかっている。各レース場の「エース機」を引くことが多く、浜名湖、唐津でも強力パワーで活躍した。また、5月の「どんたく特選レース」でも実績機を引き当て、10戦8勝のオール3連対で王道V。福岡では15年1月戦以来となる3年4カ月ぶり、5回目の優勝だった。今大会は良いイメージを持って臨めるメンタル面や、抜群の引きのモーター抽選運、そして近況リズムの良さと、すべてがかみ合っている。ならば、純地元水面でのG1制覇の夢をかなえるチャンスだ。