9月6日(木)・7日(金)・8日(土)・9日(日)・10日(月)
元気いっぱいのベテラン勢が優勝争いをリードする。その中でも倉谷和信が近況好調だ。当地は17年に2戦2優出、前回のマスターズCでも予選突破と的確なハンドルさばき健在をアピールした。安田政彦と山崎義明は、当地マスターズCで予選落ちした雪辱に燃える。安田は遠征勢トップタイの当地3優勝の実績が光る。山崎は6月の芦屋一般戦で優勝するなど好ペースだ。上り調子の滝沢芳行も侮れない。6月びわこでは6コースからまくり差しで優勝するなど、速攻一撃のスタイルに切れが戻ってきた。ベテラン勢に立ち向かうのは吉村正明だ。当地は2年ぶりの参戦だが、各地で優出ラッシュと好調なら、優勝争いに参戦する。松田祐季は前期F2の休みを消化して7月から復帰し、江戸川一般戦、鳴門G3戦で準優勝とレース勘に不安はない。速攻派の鈴木勝博、前沢丈史も上位進出が期待できる。水摩敦は走り慣れた水面で力強く攻め込む。
5028 原田才一郎
福岡支部の新たなスター候補に注目だ!
122期の養成所チャンプ・原田才一郎は、父である原田富士男の背中を追ってボートレースの世界に飛び込んだ。養成所では勝率4位と好成績を収めてチャンプ決定戦に進出。その決定戦は2周1マークを全速旋回で逆転してチャンプに輝き、福岡支部にまた新たなスター候補が誕生した。そして迎えた5月の若松一般戦でのプロデビュー戦は、チャンプ決定戦と同じく道中の接戦を制して逆転勝利。1走目で水神祭の離れ業をやってのけると、6月の唐津一般戦で早くも2勝目を挙げた。また、デビューから6節連続で節間1回は舟券に絡んでいたが、8月の芦屋お盆レースでストップした。それでも、ルーキーとは思えない冷静なレース運びには大物感が漂っている。当地はデビュー2節目から2回目の参戦。前回5月戦は初走で転覆のアクシデントはあったが、7走目には3着に食い込んで高配当を提供している。今節は福岡初1着、そして予選突破と期待は膨らむ。