10月29日(月)・30日(火)・31日(水)・11月1日(木)・2日(金)・3日(土)
ドリーム1号艇に選出された上野真之介が主役を務める。ルーキーシリーズは格上の存在で、9月の唐津ルーキーSで優勝したばかり。19年前期審査期間は勝率8点台と絶好調で、今回も他を圧倒する走りが期待できる。A1ランカーの長谷川雅和と古田祐貴に、地元の田中京介、植田太一もOB枠としての意地がある。特に、長谷川は当地2連続優出中と相性の良さを発揮するか。現役ルーキーでは、村上遼と上條暢嵩に期待が懸かる。上條はG1参戦で経験を積んでおり、ルーキーSではつねに主力級の走りを見せている。6月戦で優出した村上も、持ち味の思い切りの良いターンで上位に進出する。浜名湖ヤングダービー優出の松尾充(三重)に、中村晃朋(香川)、今泉友吾(東京)、石丸海渡(香川)もルーキーSでの活躍が目立つ。ドリームに抜てきされた高倉和士が、地元で気迫あふれるレースを披露する。野中一平(愛知)のスタート一撃も魅力だ。
4736 高倉和士
地の利を生かしてデビュー初Vを目指す
今シリーズは遠征勢に強力メンバーがそろったが、ルーキーシリーズとあって当地参戦が少ない選手が多い。水面攻略に時間がかかる可能性もあるだけに、走り慣れている地元勢にとって大きなアドバンテージになることは間違いない。そこで注目したいのは、ドリーム6号艇に抜てきされた高倉和士だ。これまで通算優出は14回を数え、福岡3場で7回、そして当地水面では最も多い3回の優出歴があり、これが地元での気合戦の証明となる。今年3月のルーキーSでは優出漏れと悔しい結果に終わっており、今回に懸ける思いは強い。まずは当地4回目の優出を目標に、デビュー初優勝に期待が懸かる。そこで気になるのは近況のリズムだが、19年前期審査期間は勝率6点台に迫るなど好ペース。A2級キープは安泰で、当地参戦までの活躍次第では初のA1級昇格も視野に入ってくる。初日から3日目までは期末の勝負駆けにも注目したい。