3月7日(木)・8日(金)・9日(土)・10日(日)・11日(月)・12日(火)
児島G2レディースオールスターが開催中に加えて、戸田SGクラシック前の一戦とあって、現役SGレーサーが結集した。そのなかでも、峰竜太が圧倒的な存在感を放つ。昨年は念願のグランプリ制覇を成し遂げ、4年連続で年間最高勝率に輝いた。今年も1月の芦屋周年で優勝するなど、いま最も強く信頼できるレーサーだ。地元勢では、エース格の篠崎元志が気迫あふれるレースを見せる。2019年後期審査期間はB2級からの再出発となるが、1月に丸亀、唐津で2場所連続優勝を飾り、続く芦屋でも優出。一般戦では格の違いを見せつけており、ここも圧勝する可能性は十分だ。昨年グランプリに出場した太田和美と馬場貴也に、深谷知博と星栄爾も昨年は自身の年間優勝回数を更新するなど好調だ。西島義則は全24場制覇へ当地とびわこを残しており、当地初優勝へ懸かる期待は大きい。ほかにも、藤岡俊介、松村敏、岡村慶太らも地力は確かだけに侮れない。
4545 岡村慶太
地元水面に強い岡村慶太の走りに注目!
通算優勝17回のうち10回が福岡3場(若松4回、芦屋5回、福岡1回)と地元水面で力を発揮する岡村慶太のレースぶりに注目したい。昨年の年間4優勝は15年、16年と並んで自身最高記録タイ。17年も年間3優勝を挙げている。また、昨年はG1戦線への出場機会も多くなり、9月のびわこ周年ではG1初優出で準優勝と、着実にキャリアを積み重ねて充実期を迎えている。今年も若松正月レースで優勝するなど好調を維持していたが、1月の徳山一般戦で痛恨の勇み足。それでも、「徳山はエンジンが出過ぎていてフライングを切ってしまったけど、良いエンジンの感覚がつかめた」と無駄なフライングではなく、今後に向けて大きな収穫となった。今シリーズは峰竜太、篠崎元志、太田和美、馬場貴也ら百戦錬磨のSGウイナーたちが相手となるが、地元水面では評価が上がるだけに、走り慣れた強みを生かして優勝争いに食い込む。