4日間の短期決戦で行われてきたサマータイムのボートレース福岡「ライジングゼファーフクオカ杯」は、7日が最終日。今節のベスト6による12R優勝戦は、北山康介(東京33歳)が勝ち名乗りを上げた。進入は枠なりの3対3。1コースから鋭い踏み込みを見せた上條暢嵩が一目散に逃走態勢を築いて先マイに持ち込んだが、2コースから巧ハンドルを入れた北山の差しが届いてバックではほぼ並走状態に。しかし、ここで上條にまさかのFコール（プラス01）。コンマ01で踏みとどまった北山が単独トップに浮上し、最後まで先頭を守り切って今年初優勝。当地では2022年2月戦に続く2連続優勝となった。1周1マークで果敢な攻めを見せて3番手につけていた新田泰章が、上條のFにより繰り上がって2着に浮上。若林義人、野見山拓己、吉田拡郎による3着争いは、1周2マークで豪快なスピード旋回を披露した若林に軍配が上がった。