9月28日(土)・29日(日)・30日(月)・10月1日(火)・2日(水)・3日(木)
出場メンバー44名中、40名が当地優勝歴を持つ水面巧者集結の注目シリーズだ。なかでも、当地はG1周年記念含むV11実績を誇る篠崎仁志が存在感を放つ。大村SGメモリアルの準優Fで来年の平和島クラシックまでSGを走れないが、まだグランプリ出場(特例で18位以内なら出場できる)の可能性は残っている。また、11月当地周年の出場も決まっており、気持ちを切り替えて臨む。大神康司、川上剛も地元水面では気迫の走りで優勝争いを演じる。遠征勢では、渡邊伸太郎が水面攻略に絶対の自信を持つ。当地はG1Vに加えて、7月マスターズリーグでも優勝したばかりだ。その渡邊と同じく当地V4実績の井川大作、浅見昌克も侮れない存在に。今年V4と快調な坂口周、スリット攻勢に破壊力ある山崎哲司の両者は、前回優出している。ほかでは、大場敏、森竜也、大平誉史明、一瀬明のベテラン勢も、大崩れのない堅実駆けで上位争いに食い込む。
3574 大神康司
”夢実現”へ地元水面でペースを上げる
7月鳴門でおよそ1年ぶりの優勝を決めた大神が、今度はおよそ4年半ぶり10度目の地元制覇を狙う。「30代後半からスピードが落ちているのを感じる」と全盛期の走りは約束できない。それでも同じ福岡市西区グループの先輩である「藤丸光一さん、山一鉄也さんが頑張っているので、自分も負けていられない。どちらも5歳上なので、自分の5年後を想像させてくれる」と気持ちはつねに前を向いている。もうひとつ頑張る理由ができた。2020年度のSGクラシック開催が当地に決まったことだ。「自分はオールスター、メモリアルに選ばれるような選手ではない」と前置きしつつ、「SGに出るには自力じゃないとダメ。クラシックなら自分の力で何とかなる」と話す。また地元のSGに出たいと、地元水面への思い入れも強い。クラシックの選考期間は来年1月~12月。来年1年間を勝負の年と位置付けており、ここからペースアップを図る。