3月26日(木)・27日(金)・28日(土)・29日(日)・30日(月)・31日(火)
福岡支部のアンダー40歳が結集して覇を争う「県内選手選抜」。なかでも、平和島SGクラシックから転戦する池永太と西山貴浩の97期生コンビが中心。池永は昨年5月に江戸川G2を制し、西山は年間V5を挙げて、ともに出場権を手にした。今年も池永は2月蒲郡で優勝し、西山は1月鳴門で転覆1回以外は全勝のVと近況リズムも上々だ。水面実績抜群の松村敏が、この両者に割って入る。当地の一般戦は7連続優出中で、同じオール福岡の前回正月戦を4コースまくりで制したのは記憶に新しい。当地3連覇へ今回も攻め立てる。乙藤智史と竹井貴史も当地連覇を懸けて参戦する。およそ9年ぶりの地元Vを目指す江夏満、「県内選手選抜」で優勝歴を持つ奈須啓太や、混戦で強さを発揮する松田大志郎と塩田北斗らも侮れない。石倉洋行と高倉和士は現在A2級だが、2020年後期審査期間はA1級復帰へ好ペースだけに、A1級レーサーたちと同等の扱いが必要だろう。
4394 永嶋裕一
2カ月連続出場のアドバンテージあり!
2月「日刊ゲンダイ杯」にも出場した永嶋が、今度は地元強豪レーサーに挑む。前回は素性の良いモーターを引き当てピット内でも評判の伸び足に仕上げた。その好パワーの後押しもあって予選を上位通過。準優勝戦(2号艇)は4着で惜しくも優出を逃したが、2コースまくりに出るなど気迫あふれる走りを見せてくれた。地元水面ながら「やっぱり福岡のうねりは怖い」と話すが、コメントとは対照的に、戦歴は上々。当地はデビュー初優出を決めた記念すべき水面で、福岡3場で優出歴があるのは当地のみ。さらに、複数回の優出歴があるのは当地を含めて4場だけ。そのうちひとつが江戸川とあって、多くの選手が苦手とする”荒れ水面”をむしろ得意としている印象だ。そこに2カ月連続出場で得た調整のアドバンテージが加われば、水面巧者が集結するオール福岡戦でも上位に食い込む可能性は十分だ。モーターに手応えを得ていれば積極的に狙いたい。