5月12日(火)・13日(水)・14日(木)・15日(金)・16日(土)・17日(日)
地元大将格の平田忠則が、当地2連覇を懸けて参戦する。近況は勝率6点台前半と本調子には遠いが、優勝した前回10月戦も出場前はA1級勝負駆けに追い込まれるなど不調だったことを考えれば、純地元水面では好不調の波も関係ないか。同じ地元勢では竹井貴史と長野壮志郎が、ともに当地2連続優出中と好成績を残す。この両者は近況リズムも上々で、特に長野は4月徳山で自身2年ぶりの優勝も決めて勢いづく。対する遠征勢は、山本英志が近況優出ラッシュと好調で、3月津では優勝も決めている。山本隆幸も近況V2と上昇ムードだ。西山昇一と角谷健吾のベテランコンビは18年マスターズC以来の当地出場となるが、こちらは変わらず堅調。久しぶりの水面でも巧みなさばきで上位に進出する。星栄爾はやや低調だが、前回3コースまくりで優勝した相性の良い水面でリズムチェンジへ。加藤高史も下降線の現状を打破すべく、気合を入れ直す。
4802 中田達也
A1級初昇級に向けて着実に前進中だ!
昨年までは年に1~2回ペースの当地出場だったが、今年は3月「県内選手選抜」、追加参戦の4月「西日本スポーツ杯」に続いて、3カ月連続3度目の出場となる。3月戦は2走目からの3連勝を含めて節間5勝をマークし、4月戦では1着こそ1本だったがコース不問の走りで優勝戦まで駒を進めた。どちらのシリーズも共通して言えることは、低調機を立て直したということ。以前まではモーターなりの成績しか残せていなかったが、近況は調整力を身につけてモーター素性よりもワンランク上の舟足に仕上げることが増えている。その結果、2020年後期審査期間の勝率は自己記録を更新するペースだ。それでもA1級勝率には少し届いておらず、2021年前期審査期間は今度こそA1級初昇級へと気合が入る。今シリーズは新期2戦目とあって、今後勢いに乗れるかどうかの分岐点となりそう。近況好相性の地元水面を足掛かりに、ペースアップを図る。