5月23日(土)・24日(日)・25日(月)・26日(火)・27日(水)・28日(木)
近況絶好調の白石健が主役を務める。昨年V5を挙げたリズムの良さは今年に入っても落ちることはなく、2月尼崎の近畿地区選で優出。さらに4月浜名湖では今年2度目の優勝と勢いは増すばかり。当地はおよそ4年ぶりの出場となるが、現状の好調ぶりならブランクも関係なしだ。吉川昭男は昨春びわこG2で特別戦初制覇を達成し、3月平和島クラシックの出場権を獲得。そのクラシックは準優6号艇だったが、3コースまで動いてまくり勝ち。これまでの集大成とも言えるレースでSG初優出を果たした。ここも力強い攻めに期待する。ほかでは、2月宮島の中国地区選で優出した渡邉和将や、当地V2実績がある林美憲と一宮稔弘の徳島コンビも優勝候補に挙がる。これら遠征勢を迎え撃つのは、大将格の川上剛をはじめ、乙藤智史、古澤光紀、塩田北斗ら地元A1級カルテットだ。いずれも地元水面が舞台なら、気迫あふれる走りでファンの期待に応えるか。
4522 古澤光紀
調整の利を生かして優勝まで突っ走る!
GW戦での活躍も期待される古澤が、5月2度目の出場となる。地元の当地は走るたびに活躍しており、一昨年1度、昨年2度の優出歴を持つが、意外と優勝には手が届いていない。それだけに、GW戦と今回は福岡初優勝へと気合が入っている。また、GW戦から温水パイプが外されるのも古澤にとっては大きなアドバンテージとなる。温水パイプが外れるとモーター相場が変動することも多く、機歴通りの動きにはならないことも。多くの選手が機歴でモーター素性を判断するが、古澤はGW戦で最新のモーター相場を把握することができる。それに加えて、同じ5月開催なら気候もほとんど一緒なので、調整面でも有利に運べる。また、自身のリズムも上り調子で、3月多摩川の優出を皮切りに、続く4月若松でも優出、さらに4月鳴門ではおよそ1年ぶりの優勝も決めて好調モードに突入している。勢いそのままに、今シリーズも好調ぶりを見せつけるか。