8月22日(土)・23日(日)・24日(月)・25日(火)・26日(水)・27日(木)
近況絶好調の上平真二がシリーズの中心に立つ。今年はここまで(7月末時点)勝率8点オーバーをたたき出し、これは峰竜太、白井英治、前本泰和に次ぐ全国4位。優出数15回は全国2位で、今年出場した一般戦は全の14節うち、途中帰郷となった7月宮島を除く全てで優出。それ以外にもG1で優出2回と、まさに破竹の勢いだ。これがどこまで続くのか楽しみで仕方ない。益田啓司、川上剛、池永太の地元A1級トリオが、打倒・上平に燃える。いずれも地元水面が舞台なら果敢な攻めを披露するタイプ。地の利を生かして優勝争いに参戦する。前出の上平を筆頭とする遠征勢には近況好調者が多く、今年既に優勝3回と乗れている島村隆幸や、7月尼崎G2で優出した山田祐也、ともに6月~7月に各地で優勝した高田明と白神優、さらには地力確かな鶴本崇文もいて、地元勢にとっては脅威の存在になりそう。村上純と妹尾忠幸の巻き返しにも注意が必要か。
5041 荒牧凪沙
徐々にレベルアップする若武者に要注目
デビュー5期目に突入した福岡支部の若武者が、徐々に地力を強化して成長中だ。デビュー期は3着1本、2期目は3着2本しか取れずプロの壁が立ちはだかっていたが、3期目の昨年10月丸亀でデビュー初1着をマーク。そこから陸の上でも水面でも精神的に余裕が出てきた印象で、レース内容も激変。スタートこそ控えめだが、自分から仕掛けるレースが増えたことにより旋回スピードもアップ。4期目には1着4本、2着5本、3着5本で成績も急激に上昇し、勝率も3点を超えた。2021年前期審査期間もその勢いは止まらず、5月徳山で自身初となる節間2勝をマークし、6月に当地で行われた「県内選手選抜」でも1勝、2着1本、3着2本と粘り強い走りを見せてくれた。まだ粗さは残っているが、レースを重ねる度にレベルアップしていることが分かる。今シリーズも地元ファンに向けて、成長した姿を見せてくれそうだ。