9月20日(日)・21日(月)・22日(火)・23日(水)・24日(木)・25日(金)
同時期にびわこでPG1「ヤングダービー」が開催されているとあって、ベテラン~中堅の強力A1級レーサーが多数出場。なかでも、ともにSG2冠を誇る篠崎元志と平本真之の96期生コンビが激しい優勝争いを繰り広げる。この両者は今年もトップ戦線で随所に活躍を見せているが、グランプリへ向けてはさらにペースを上げたいところ。篠崎はおよそ4年ぶりの当地Vで、平本は当地初Vを決めて勢いづくか。石川真二は前回GW戦で福岡支部に転籍して初めての当地制覇を達成。現同支部の篠崎、元同支部の平本を相手に、当地連覇へ気合が入る。当地実績では、芝田浩治が前回優出しており、16年ダービーではSG初優出も果たした記念すべき水面だ。近江翔吾は現在A2級だが、当地は2連続優出中と相性は上々。ほかでは、安定感ある秋山広一と佐々木和伸の四国コンビや、成長著しい藤原啓史朗、松尾充、スピードある原豊土、石橋道友らも上位に食い込む。
5029 中亮太
当地初1着を決めて地力強化を証明する
昨年11月戦以来の地元水面で、成長した姿をアピールする。今年5月にデビュー3年目(5期目)に突入。デビュー期は勝率1.25とプロの洗礼を受けたが、2期目は勝率2.46、3期目は勝率2.51、4期目は勝率3.48と、勝率は右肩上がり。勝率に比例して舟券絡みも増加中で、舟券に貢献できなかった1期目に対して、2期目は2着6本、3着4本と急増。3期目には水神祭を含めて3勝をマークし、さらに4期目は8勝と1着数を伸ばしている。迎えた5期目の今期は、ここまで43走(8/27現在)ながら2勝して勝率も4点台に迫るなど、順調に成長していることが分かる。福岡3場では若松と芦屋で1勝以上しているが、当地はまだ未勝利。しかも、これまで5節走り2着1本、3着1本と苦杯をなめている。それでも急成長中の今なら、これまでとはひと味もふた味も違う「中亮太」を見せてくれそう。特に3連率が高い3コース戦に注目したい。