2月9日(火)・10日(水)・11日(木)・12日(金)・13日(土)・14日(日)
現A1級は3名のみだが、「うねり王福岡決戦!」のタイトル通りA1級以外にも水面巧者が集結。優勝争いは混戦ムードだが、そのなかでも当地特有の「うねり」を乗りこなしてきた地元勢に期待がかかる。地元A1級の郷原章平は通算優勝25回のうち3分の1近い優勝8回を当地で稼いでおり、まさに水面巧者といえる。近況も各地で力強い走りを見せており、およそ9年ぶりの当地制覇へと突き進む。藤丸光一と大神康司の地元ベテランコンビも、当地実績は周知の通り。大庭元明は当地初Vに向けて、実力差の少ない今回が最大のチャンスだ。ほかでは待鳥雄紀、乙藤智史、松尾昂明、楠原正剛、稗田聖也、江崎一雄らも、地の利を生かして上位に食い込む。武富智亮と小野達哉の遠征A1級コンビが、地元勢に襲い掛かる。ともに安定したパワー勝負が魅力だ。堅実戦が持ち味の橋本年光と畑和宏に、まくりが飛び出せば勢いづく泥谷一毅も混戦を抜け出す力がある。
4424 松尾昂明
福岡3場制覇を決めてペースアップだ!
2020年後期審査期間は勝率6.13、2021年前期審査期間は勝率6.17と、わずかにA1級勝率には届かず。2021年後期審査期間もスタートダッシュに失敗して現在勝率5.56と低調ムード。それでも年またぎの芦屋正月戦では初日後半レースの大外まくりを含めて開幕3連勝を決め、その後もコース不問の走りで予選を上位通過。準優勝戦は1号艇で敗れてしまったが、続く常滑の短期決戦でも3勝を挙げるなど、新年は力強い走りを取り戻してきた感がある。さらに調子を上向かせるためにも、地元シリーズは結果にこだわる。福岡3場では当地だけ優勝歴がないが、決して苦手意識があるわけではない。過去には5節連続優出の経験があり、むしろ得意水面の1つ。出場数に対しての優出確率(若松24%、芦屋19%、福岡33%)は当地が一番というデータもある。まずは当地8回目の優出、そして当地初Vに向けて全力を尽くす!