8月24日(火)・25日(水)・26日(木)・27日(金)
松田大志郎が地元水面で存在感を放つ。今年はここまで1着数が60本を超えており、各地で高い攻撃力を見せつけている。また、6月芦屋から7月唐津では5連続優出もマークするなど、勢いは加速するばかりだ。念願の当地初制覇へ向けて、初日からハイペースで飛ばす。その松田よりも多く1着数をマークしているのが、全国でもトップ10に入っている秦英悟で、当地の一般戦は6連続優出中と水面相性も抜群だ。同じ大阪勢の木下翔太はトップ戦線での活躍が光り、実績面では松田と秦よりも格上といえる。当地V2を誇る川崎智幸、山本寛久、山口達也の岡山トリオも優勝候補の一角を担う。坂口周と安達裕樹の三重コンビは、ともにスピード感あふれる走りで上位へ。黒井達矢は現在A2級だが、近況勝率7点台と好リズムを刻む。女子勢では、春先から8連続優出を記録した細川裕子に注目。連続優出には混合戦も含まれており、男子が相手でも力負けはない。
4753 森照夫
どんな状況でも攻めの姿勢を貫き通す!
身体能力の高さはSG覇者の元志と仁志の篠崎兄弟も認めており、過去には当地フレッシュルーキーにも選出されるなど、関係者の期待値は高い。しかし、度重なる事故の影響で伸び悩んでいる印象が強い。デビューして8年が経過したが、事故点を抱えずに走り切ったのは2017年前期審査期間と2019年後期審査期間の2回のみ。それ以外は事故率を下げることが最優先の状況に追い込まれている。通常なら誰もが消極的なレースを見せるはずだが、森がほかの選手と違う点がひとつある。それはどんな状況でも攻めの姿勢を貫くこと。たとえ事故率が高くても「無事故完走」という概念はなく、一発を狙って豪快に攻め抜くのが持ち味だ。特に3コース戦は機力や相手に関係なく狙う価値あり。旋回力でねじ伏せられるだけのポテンシャルは秘めており、通算105勝のうち、実に32勝がまくり勝ちという点が証明している。持ち味をフル発揮して、上位相手に果敢に挑む。