8月31日(火)・9月1日(水)・2日(木)・3日(金)・4日(土)・5日(日)
次世代スター候補が福岡水面に集結。全国屈指の難水面で知られる当地は、走り慣れた地元勢にアドバンテージがあり、当地で行われた直近10大会では7大会で優勝者を輩出している。近況も7点勝率マークと絶好調の高倉和士をはじめ、大会連覇を狙う中田達也、3年前の当地ルーキーSを制した新開航ら地元A1級トリオが、今大会も中心になる。遠征勢では、5月平和島でG1初優出初Vを達成した栗城匠に注目が集まる。その栗城と同県同期で切磋琢磨している宮之原輝紀も、G1優出2回と実績十分だ。当地ルーキーSで自身初優勝を決めた井上一輝と、今年ルーキーSで優勝3回の小池修平の大阪コンビや、スタート巧者の野中一平、玄人好みの堅実戦が持ち味の板橋侑我らも優勝候補の一角。ほかでは、A1級復帰へ意欲を見せる黒野元基に、近況勝率6点台と成長を見せる中亮太と中村日向、7月大村で初優勝を決めて勢いづく梶山涼斗らにも注目したい。
5029 中亮太
さらに勢いづいてデビュー初優勝を狙う
2021年後期審査期間は初の勝率5点台をマークし、デビュー6期目でA2級に初昇級。2022年審査期間は期初めに前期のフライング休みもあって、ここまで出走数はあまり多くはないが、現時点での勝率は6点台半ばと覚醒ムードが漂う。その大きな要因は、1着数の増加だろう。前期の1着28本も立派だが、今期は既に1着15本を挙げ、1着率も38.5%でトップレーサーにも負けない数字をたたき出している。7月三国でフライングを抱えたものの、続く8月児島では5、6コースからまくり差しで2勝するなど、その影響を微塵も感じさせない積極的な走りを見せている。絶好調モードで迎える今大会の舞台は、デビュー初出走を果たした純地元水面だ。また、昨秋の当地ルーキーSでは初日連勝で勢いづくと、そのまま初優出まで突き進んだ記念すべき水面でもある。まくりが利く当地はレーススタイルとも合致しており、地の利を生かして初優勝を狙う!