9月23日(木)・24日(金)・25日(土)・26日(日)
7期連続で7点勝率をマークしている西村拓也は、2022年前期審査期間も勝率7点台と安定感が光る。9月からはG1戦線に主戦場を移し、10月には平和島ダービーにも出場予定だ。今シリーズは合間の一般戦となるが、好調をキープするためにも全力で臨む。西島義則は10月に60歳を迎えるとは思えない剛腕を各地で発揮中。念願の当地初Vを決めて、全24場制覇に王手(残るはびわこ)をかける。当地は昔から水面攻略に自信を持つ荒井輝年、派手さはないが大崩れのない走りが持ち味の榎幸司、果敢に攻め立てる森定晃史と末永祐輝らも上位の一角。今期勝率6点台と復調ムードの福田雅一、村越篤の香川コンビも侮れない存在となりそう。地元勢では、お盆戦を走って現行モーター経験済みのアドバンテージがある奈須啓太に期待が懸かる。松尾昂明はA1級キープへ向けて、待鳥雄紀はA1級復帰へ、ともに地元水面でリズムアップを図る。
4022 待鳥雄紀
A1級復帰へ地元水面でペースを上げる
近年は勝率6点台の壁が厚く、2017年前期審査期間を最後にA1級からは遠ざかる状況だが、全国で一番走っている純地元水面では常に果敢なファイトを見せる。当地はこれまで優出が13回、優勝も4回あり、2016年には2連覇の実績を持つ。今年5月戦は優出こそ逃したが、多彩な決め手を武器に準優1号艇を獲得し、続く6月戦も粘り強い走りで予選を突破。現行モーターの初戦となった8月お盆戦では、序盤こそ非力なモーターに手を焼いて6着が並んだが、懸命な調整で徐々にパワーアップし、4走目以降はしっかりと舟券に貢献。地元の走り方や調整方法を熟知していることがわかる。2022年前期審査期間の勝率は5.91で、A1級復帰へは1段階も2段階もギアを上げる必要があるが、これまでの水面実績を考えれば勝率を押し上げることは難しくない。地元水面を足掛かりに、残り1カ月を全力で駆け抜ける!