9月30日(木)・10月1日(金)・2日(土)・3日(日)・4日(月)
SGで3回、G1では15回の優勝実績を持つ田村隆信が異彩を放つ。昨年はまさかの優勝なしに終わったが、今年は3月三国G1を含めて優勝3回と完全復調を示す。当地も通算V3と水面攻略に自信あり。その田村を相手に、地元で負けられないのは鳥飼眞、平田忠則、益田啓司の地元A1級トリオだ。益田は近況も好リズムを刻むが、鳥飼と平田はやや精彩を欠く内容。それでも鳥飼と平田は当地通算V10の実績があり、地元水面では好不調の波は関係ない。ほかでは、当地前回Vの大上卓人・浜先真範の広島両者や、各地で安定感ある走りを見せている原田篤志、海野康志郎、森野正弘の山口トリオ、男子相手でも力負けしない細川裕子、一発の破壊力がある藤原啓史朗らも優勝候補の一角。現A2級勢にも新期好調者が多く、島川光男、高田明、高田ひかるらは7点勝率をマーク。大神康司と山本英志はA1級復帰へ好ペースとあって、さらなる勝率アップに燃える。
3574 大神康司
当地V10&A1級復帰へ気合パンパン
2022年前期審査期間は、初戦の5月若松で開幕4連勝を飾ると、その後も3勝を追加して優出。期初めとしてはこれ以上ない好スタートを決めた。さらに5月唐津と9月若松でも優出し、現在勝率は6.22(9/7時点)をマーク。4期ぶりとなるA1級復帰が見えてきた。現時点で残るあっせんは大村、今シリーズ、そして若松と走り慣れた九州地区ばかり。特に当地と今期2優出の若松が残っているのは好材料で、視界は良好といえる。新モーターの初戦となった当地前回のお盆戦は、パワー不足のモーターにやや苦戦したが、それでも要所ではしっかりと白星を挙げて準優勝戦に進出したあたりは「さすが」のひと言だ。A1級復帰はもちろんだが、今回は当地通算V10が懸かる大事なシリーズでもある。現役選手では篠崎仁志、藤丸光一、瓜生正義、鳥飼眞、平田忠則の5名しか達成していない。その偉大な記録達成へ向けて、初日からエンジン全開で臨む。